2013年12月31日火曜日

本年も当店をご愛顧のほどありがとうございました。

昨日で本年度の営業も終わりました。

最終日も師走の忙しい中ご来店いただき、ありがとうございました。

おかげさまですっかり完売することが出来ました。

年始の営業は4日からでございます、前日には初釜張り切って焙煎したいと思います。

来年も本年と変わらずご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

当店もよりお客様にコーヒーの魅力を楽しんでいただけるよう、鋭意努力頑張ります。

それでは、よいお年をお迎えくださいませ。

2013年12月30日月曜日

豆完売!

昨日でストレートからブレンドまですっかり完売してしまいました。

「年内焙煎豆は売り切っちゃおう!」ということで、ある程度生産調整しながらの営業でしたが、こうもきれいにすっからかんになるとは思っていませんでした。

このままでは本日お売りする豆が無いので、中煎りブレンドだけ焙煎してご用意いたします。

こちらも売り切れ御免となりますので、お早目のご来店よろしくお願いいたします。





2013年12月28日土曜日

ぼちぼちブレンドも在庫が黄色信号です

ストレート豆はほぼ完売いたしました。

販売棚には空っぽの瓶が並びいささか寂しい光景です。

当店看板の中煎りブレンドは最終営業日までお売りしたいのですが、これも微妙な感じです。

年末の生産調整はいつも悩むところです。

追伸

福岡のEさん、素敵なクリスマスカードありがとうございました。

来年も当店の豆をご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

2013年12月26日木曜日

年末ストレート豆情報

下記事でストレート豆の在庫云々と書きましたが、さっそく売り切れが目立ってきました。

ブログ記事の反響というワケでもなく単なる偶然なんでしょうけど、昨日はストレート豆をご所望のお客様の多い日でした。

現在、ご予約お取り置きを除くと、ペルーチャンチャマイヨケニアキリニャガ、そしてブラジル・トミオフクダが少々という品薄なラインナップになっております。
ケニアは来年デビューの予定でしたが、こんな事情なので販売することにしました。

当店の看板豆中煎りブレンドは、29日までは必ずお買い求めいただけます。

年内最終営業日の30日は売り切れ御免になりますのでご注意くださいませ。

豆のお問い合わせは(0985)22-0823まで。

2013年12月25日水曜日

年の瀬モード

さて、クリスマスイブも終わりいよいよ今年もあと一週間です。

当店の営業は30日までですが、ストレート豆の焙煎はご予約を除いて漸次終了いたします。

今年焙煎した豆は年内に売り切ろうという算段なのです。

鮮度云々という理由もございますが、新しい年に焙煎した豆で仕事始めを迎えたいという精神論的な意味合いが強いですね。

というワケで中煎りブレンド以外の豆をご所望のお客様は、早目のご来店をよろしくお願いいたします。


2013年12月24日火曜日

クリスマス

子供の頃みたいに無邪気に楽しいわけではありませんが、やっぱりクリスマスにはほっこりした気持ちになります。

昨日までにブルーマウンテンを引き取りにみえられたお客様は、今日の夜クリスマスケーキと共にお召し上がりのご様子です。

御馳走とケーキ、締めくくりにブルーマウンテンの香り、楽しい夜をお過ごしください。

2013年12月21日土曜日

今年もいよいよあと10日

昨日あたりから宮崎の町も師走モード突入です。

お客様が開口一番に、「(車が)混んでる~」と異口同音におっしゃいます。

どうぞ、あわてずあせらず安全運転でお越しください。

さて、寒さも一段と厳しくなりましたが、東アフリカ赤道直下のケニア共和国より新着豆のご紹介です。

ケニア AA キリニャガ セレクト

キリニャガ地区の650~700件の小作農家の人々により、ゆっくりと丁寧に栽培されています。
この土地の土壌は美しく深い赤色をしており、水はけのよい肥沃な赤土として有名です。
手摘みされたコーヒーチェリーは、収穫後直ちに近代的な精製工場にて精製。
その後アフリカンベッドにて天日乾燥を行ないます。ケニア独特の柑橘系の酸味、スパイス系の香味、それを支えるしっかりとした質感が備わっています。
 

取引先の資料より

当店ではケニアのコーヒーは初めてです、昨日さっそく焙煎して飲んでみました。感想は上記の説明に近い感じでした。

試飲コーナーにご用意しておりますので、どうぞご利用ください。

販売は来年からになると思います。

2013年12月20日金曜日

お楽しみください

本日よりご予約ブルマンのお渡し開始です。

明日から3連休なので今日受け取りに来られるお客様は少ないかな、と思っていましたが結構ご来店いただきました。

皆様のご期待をひしひしと感じております。

生豆もご覧ください、とてもきれいです

2013年12月19日木曜日

ご予約の皆様、ご期待ください。

一釜目のブルマンを、冷却してすぐ試飲してみました。

試飲は通常より時間をかけてドリップします。理由は、そのコーヒーにどんな味覚が眠っているかを探るためです。

普通、どんなに素性の良い銘柄でも煎り立てはとんがった味がするものです。酸味とか苦味とか何かが強調されてちょっと落ち着かない感じなのです。

煎り立て豆をじっくりドリップするということはあくまでその豆をテストするということで、純粋に美味しいコーヒーを楽しむ事とは話が別なのです。

さて、今回のブルーマウンテン、僕はテストしながらその美味しさを楽しむこととなりました。

煎り立ての豆をテンポを落としてゆっくりドリップしたというのに、この優雅な整い方は何なんでしょう。まろやかな酸味と甘みが全体を支配して、雑味渋みをほとんど感じさせない仕上がりです。

焙煎後数日中の豆は、いつもより蒸らしを短くテンポも早目にドリップしましょう、といつも言っていますが、今回のブルマンはのっけからじっくりドリップが正解かもしれません。

とにかく最良のブルマンをお渡しできそうです。

本日ブルマン焙煎します

今年のブルマンは、いつにもまして良品という評判でした。

数日前に現物が届きましたが、評判通りの粒立ちに軽く興奮してしまいました。

豆の表面がこれほど青味に色取られたブルマンは、これまで見たことないですね。

さて、気合を入れて焙煎頑張ります!。

実物を見て欲しい、ホントに美しい青味

2013年12月18日水曜日

5台限定セール!

メリタのコーヒーメーカーを特売します、詳細情報は、メーカーサイトをご覧ください。

家庭用のコンパクトなマシンですが、しっかりとした作りで質感も良いです。実売3千円以下のコーヒーメーカーでこのクォリティはお買い得かと思います。

しかも今回は、1,980円というネット価格にも負けないプライスでご奉仕いたします。

マシンの買い替えはもちろん、ご贈答用としても喜ばれる一台だと思います。

2013年12月17日火曜日

可否道か

「可否道」より なんじゃもんじゃ、という映画をTVで観ました。

1963年日本映画、主演は故森光子さんです。ほかの出演者は、川津祐介、加賀まりこ、加東大介、松村達雄、柳家小さん、長門裕之という面々。

内容は、森さん扮する中年女優をめぐる軽いタッチの恋愛ドラマです。主人公(森さん)はコーヒーを淹れる腕前が天才的という設定、その美味しいコーヒーをめぐってストーリーが二転三転します。

映画の冒頭で森さんがコーヒーを淹れるシーンが出てきます。片手で持てないくらい大きな手挽きのミルで豆を挽き、コーヒーポットのふちにネルを掛けてドリップします。

でも、天才的な腕前と言いながら、ごく普通の広口やかんを使い無造作にダボダボと豆にお湯をかける所作からは、あまり美味しいコーヒーのイメージは湧きません。

対して、可否道というコーヒーの家元制設立を企てる男たちは、難しい顔をして豆の銘柄を当てる利きコーヒーをしたり、多様なコーヒーの淹れ方の研究に余念がありません。

女が何の配慮や理屈もなくあっけらかんと淹れたコーヒーが、そんな求道者的にコーヒーを追求する男たちを虜にするというエピソードに僕はなんだか感じ入っていました。

しかも、女の気持ちが滅入っている時はコーヒーも不味くなってしまうというシーンもあったりして。

理屈や知識、それにある種のトレーニングだけでは説明できない何かがコーヒーにはある、この映画が語りたかったことはたぶん別にあるのでしょうが、観終わってそんな想いが残りました。

2013年12月16日月曜日

本日定休日です

12月のお休み

 2日(月曜)

 9日(月曜)

16日(月曜)

31日(火曜)

年末年始の営業

年末は30日(月曜)まで、年始は4日(土曜)初商です。

※ 30日は売り切れ御免の営業となります、ご予約されたほうが確実にお求めになれます。

※ ご予約はお電話でも承ります。電話 (0985)22-0823

2013年12月13日金曜日

ブルマンご予約ありがとうございました。

昨日がご予約締切日でした。

ご予約いただいたお客様ありがとうございました、19日に焙煎して20日よりお渡しいたします。

これからクリスマス、大晦日、お正月とイベント目白押しの日々が始まります。

そんな特別な日をブルーマウンテンの優雅な香りで心ゆくまでお楽しみください。

2013年12月12日木曜日

ブルーマウンテンのお話 その二

そもそも、どんな味なの?

極めてごもっともなご質問です。

誰もが知ってるブルーマウンテン、でも意外にその味を理解している人は少ない、これが僕の実感です。知名度抜群ですが、お値段も抜群ですからしょうがないところでしょう。

ウチでブルマンが予約販売なのも、日頃買われる方が少ないという事情からですし、喫茶店で注文するにも千円オーバーがざらですから、「いつものコーヒー」にはいささかキビシイですね。

コーヒーの味覚は産地や農園によって変わりますが、そこに我々焙煎人の焼き加減というさじが加わって最終的な個性が決定します。
ですから同じ豆でも焙煎人の好みで、味が大きく変わることもございます。
同じ銘柄なのに、A店では酸味を感じてB店では苦味を感じるなんてこともあり得ます。

ところがブルーマウンテンに関しては、ほぼ焙煎人の意見は珍しく一致しております。
浅煎りから中煎りまでで煎り止めするケースがほとんど、黒々と煎ったブルマンにはあまりお目にかかれません。

その理由はというと、ブルマンが極めてバランスよく整った素材であるということです。
甘み、酸味、苦み、そしてコクが絶妙に絡み合い、クセのないやわらかい味わいを持つ豆ですから、焙煎も出しゃばらずにそのままを表現する煎り方になるのです。

というわけでブルマンの味わいは、素直、繊細、まろやか、といった言葉がお似合いのコーヒーということになります。

がっしりというよりきわめて穏やかなコーヒーです。できればお砂糖ミルクを加えずにゆっくり味わってほしいというのが僕の希望です。

ブルマン、手作業で選別の図

2013年12月11日水曜日

コーヒー器具のメンテ

お客様の古いメリタミルを、メンテしました。

挽き目を調節するネジが動かない、という症状です。壊れていたのではなく単に固着していただけなので、簡単に直りました。
お客様の中でこのように調子の悪い器具がございましたら、どうぞお持ちより下さい。僕の力で直せる範囲でしたら無料でメンテナンスいたします。

さて、このミルの素性が気になってメリタジャパンに電話したりネット検索してみました。残念ながらはっきりしたところは判りませんでしたが、70年代の品であることは間違いなさそうです。

しかし、今から40年以上前にコーヒーミルのあるお家って、どんなご家庭だったんでしょうね?。
その頃といえば、世の中インスタントコーヒーを振舞われても有難いと思う時代です、そんな時代に手動のミルで豆を挽きコーヒーを立てるって相当ハイブローな生活じゃありませんか!。

本体の素材はプラスティックです

これくらい分解できると掃除がラクチン


2013年12月10日火曜日

アロマの威力!

今朝、配達先の会社でコーヒーを補充していたら、社員さんに「この香り、たまらないよね~」と話しかけられました。

僕の届けるコーヒーが仕事中の癒しとして役立ってると思うと、たいへん嬉しゅうございます。

先日は豆を発送しに郵便局に行ったら、包みからほのかにコーヒーの香りがしたらしく局員さんに「珈琲ですね」って笑顔で言われました。

普通に荷物を出しても局員さんは笑顔で応対してくれるんですが、その笑顔がコーヒーの香りで2割アップしたような気がしました。

些細な出来事ですが、コーヒーアロマのパワーをとても実感しました。

日頃コーヒーに囲まれて仕事している僕のほうが、その魅力に鈍感だったりするのかもしれません。

2013年12月8日日曜日

今日は青大マラソンの日

ウチのお客様も何人か参加されています、ご健闘いかがだったでしょうか?。

お店から見える空はとても穏やか、絶好のマラソン日和だったことでしょう。

いやしかし、フルマラソン完走って僕はものすごく憧れます。ハーフでも10キロでも同様にスゴイな~と思います。

そんな想いをマラソン趣味のお客様に話すと、トレーニングすれば誰でも走れますよ、などと優しいお言葉を掛けていただいたりします。

でもそれが並大抵の努力で叶えられないことは、並以下の努力でさえいつも挫折を経験している僕自身が、身に染みてよく分かっていることなのです。

来年こそは、青大10キロを目標に頑張ろうかな。

マラソン日和

2013年12月6日金曜日

ブルーマウンテンのお話 その一

およそコーヒーに興味のない方にも、その名を知られているブルーマウンテン。
特に我々日本人にとってその名前は、コーヒーの王様という響きを持って認められています。

そんな有名品種でありながら、意外にその実態を知る人は少ないというのが僕の実感です。

なので、何回かに分けて豆のご説明を書いていきたいと思います。


まず初めは、ブルマンの故郷の話から。

カリブ海に浮かぶジャマイカ島、ここがブルーマウンテンの原産地です。


上の地図は、ジャマイカ全島図です。右下の青色の部分が法律で定められたブルーマウンテン地区です。
ここで栽培された豆しか、ブルーマウンテンの名前を付けることはできません。

この地区は、ブルーマウンテン山脈の標高800~1,200mにあります。昼は30度近く、夜は15度前後となる山の気温差は香り高く、酸味・苦味・甘味の調和を醸し出すブルーマウンテンを作り上げるのにとても良い環境となっています。

2013年12月5日木曜日

あと一週間

ブルマンご予約販売、受付終了まであと一週間です。

毎年ご注文いただくリピーターさんたちには、「もうこの時期だね、一年過ぎるの早いね~」なんて年末恒例的な感じで受け入れていただいております。

今年は初めてご予約いただくお客様も増えているような気がします。

張り切って焙煎しますので、興味のある方はどうぞご参加ください。

2013年12月4日水曜日

よいお年を、来年もよろしくお願い致します。

まだまだ気の早い言葉ですが、うちのお店では11月の終わりくらいにはもうこんな会話が交わされたりします。

遠路はるばるのお客様でひと月分くらいまとめ買いされる方は、11月で買い納めになったりするのです。

今の時期に「よいお年を!」などと言ってる僕にしても年の瀬の実感にはまだ遠いけど、もうほんの少しで2015年はやってきます。

光陰は矢の如しです、ホント。



2013年12月3日火曜日

偏見ってこわいね

先日ラジオの音楽番組で、ダニー・ハサウェイの特集をやっていました。

その中で、スティービーワンダーがダニーに憧れて手本としていたというエピソードが語られて、僕はかなり驚いてしまいました。

これまで僕はダニーの歌い方や声質、それに作曲の傾向まで含めて、スティービーワンダーのクローンだと思っていました。

なんという勘違い!。

そのことで、僕はダニーの音楽をなんとなく軽く見ていた節がありました。「悪くはないけど、スティービーに比べたらね」なんて調子です。
おまけに、サウンドが緻密すぎる感じもあまり好きではありませんでした。黒人音楽なんだから、ソウルミュージックなんだからという思い込みが強すぎて、クールよりもっとホットな気分が欲しかったのです。

もっと素直に彼の音楽と付き合っていたら、と反省至極です。

こんな事って、音楽以外にもいろいろありそうです。

もちろん、コーヒーの世界でも。



2013年12月1日日曜日

12月のお休みと年末年始の営業案内

12月のお休み

 2日(月曜)

 9日(月曜)

16日(月曜)

31日(火曜)

年末年始の営業

年末は30日(月曜)まで、年始は4日(土曜)初商です。

※ 30日は売り切れ御免の営業となります、ご予約されたほうが確実にお求めになれます。

※ ご予約はお電話でも承ります。電話 (0985)22-0823

2013年11月30日土曜日

今日で11月もおしまい

今年もあっという間に過ぎようとしています。

若い頃は12月のカレンダーもウキウキ眺められたものですが、年を取ると何者かに追い立てられる気分で一杯です。

アレもやってない、コレもやってない・・・、気持ちばかり焦りまくる日々のスタートです。

そんな時こそ一杯のコーヒーで心の余裕を取り戻したいものですね。

2013年11月29日金曜日

飲んでみたいコーヒーが山ほど

下記事でバリのコーヒーをご紹介しましたが、この豆は僕自身も初対面でした。

毎月、取引先から価格相場のデータと共に新規豆の紹介資料が届きます。

今年だけでも覚えきれないほど新しい銘柄の資料を読みました。産地、生産方法、風味、生産者のこだわり等々、読み進めていくと買ってみたい豆が山ほどございます。

このように僕みたいな末端の者にまで、高品質でレアな銘柄の情報が届くようになったのはここ10年くらいのものです。特にここ最近はその傾向が強くなっています。

ストレートコーヒーご所望のお客様の中には、聞きなれない銘柄に拒否反応される方もいらっしゃいます。ブラジル、グァテマラみたいに昔から馴染の名前のほうが安心するという気持ちもすごく理解できます。

でも、コーヒー産地事情がとてもダイナミックに変動し、いろんな土地で素晴らしい豆が生産されている現状を知ってしまうと、ちょっと冒険しませんか?ってつい言いたくなるのです。

無名だけど美味しい豆を、もっとたくさんのお客様に飲んでいただきたい!、それが最近の僕のテーマです。

2013年11月28日木曜日

バリ・インテンデワタ・ビンテージ 追補

メーカーから資料が届いたのでご紹介します。

まず、INTEN DEWATAの意味。

バリ島からのダイヤモンド、または古代バリ島の女王の名前。

ダイヤモンドのように飲む人に感動を与えるコーヒー!! 。
 
収穫時期は5月~8月 、パーチメントをNett Bed 、Plastic Bed/Cement Patioにて乾燥
ベッドをこしらえて大切に乾燥させるの図

 
 農家は牛や山羊を飼いながら養分を循環させ、カーボンフットプリント(炭素の足跡)を実行 環境に優しい農法 =Integrated Farming(社会に融合した農法)を実践。

カーボンフットプリント、初めて聞く言葉なので調べてみました。

イマイチ意味を把握していないけれど、ようするに温室効果ガス排出量の抑制に配慮した栽培法に力を入れているということだと思います。

こうした環境問題に対する意識と珈琲豆の品質ってどれくらいリンクするのかわからないけど、生産者の豆に対する情熱はひしひしと伝わってきます。

その想いが美味しい豆につながらないワケがないと思うのです。




2013年11月27日水曜日

たまには他所で豆を買う

つい最近、他所の自家焙煎屋で豆を買いました。

同業者の店を訪れるのはとても勉強になります。

もっと頻繁によそのお店に出かけて行って刺激を受けなくちゃ、と思っているのですが中々ままなりません。

僕が入ってみたいと思う店は、やはりウチとおんなじくらいのサイズのお店です。

豆は何種類あるのか?値段は?豆の陳列方法は?どんな焙煎機?客層は?などなど、いろんなことに興味津々雨あられなのです。

こうして書いていると、なんだかよそ様をスパイしてるんじゃないかと思われるかもしれません。
まぁ実際、面白いアイデアに出会ったら使わせていただく(パクリ)こともあるのでしょうが、本筋はそこにはございません。

一番のメリットは僕自身のリフレッシュ、お客目線で自家焙煎屋を考えるきっかけを与えてくれる所にあるのです。

「お客様の立場で物を考える」、これはもう接客商売の基本のキなのですが、その意識を持ち続けるのってすごく難しいのです。

長年やってると特に失いがちです、気を付けねば。

2013年11月26日火曜日

ちょっとびっくり

某回転寿司チェーン店がコーヒーを販売、というニュースを読みました。

写真を見ると、寿司皿にまじって紙コップのコーヒーがベルトの上をぐるぐる回っています。

これも、コンビニコーヒーがビッグヒットした影響なのでしょう、本物の流行はこうして亜流も連れてくるのです。

ネットの反響を少し拾ってみると、ちょっとキワモノっぽい扱いや呆れ気味の意見がチラホラ見受けられます。

僕自身は、お寿司を食べた後のコーヒーってアリかも、という立場です。頭っから寿司とコーヒーの組み合わせに否定的なご意見もあろうと思いますが、そう悪くない気がします。

記事によると、スイス製のコーヒーメーカーを使用して注文後に挽き立て淹れたてのコーヒーを提供するシステムだとか。1杯157円で年間計700万杯の販売を目指すそうです。

回転寿司屋の店内にコーヒーの香りがマッチするのか否か、ちょっと確かめてみたいものです。

2013年11月23日土曜日

ストレート豆、本日のオススメ

まずは、昨日ご紹介した「エルサルバドル サンタテレサ農園(温泉パカマラ)」。
やわらかい甘みを存分に堪能できます、ホール(豆のまま)でお買い上げのお客様は粒立ちの良さにもご注目ください。

モカマタリは相変わらずの人気です。リピーターさんでまとめ買いの方もいらっしゃいます、最近一日で売り切れも珍しくなくなってきました。

あと、最近デビューしたバリ・インテン・デワタも段々名前が浸透中です。

迷ったらこの三つオススメです。


※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月22日金曜日

寒い日に温泉、いいですね

寒くなると、あったかお風呂が恋しくなります。

ゆっくり温泉に浸かるなんて、とても贅沢な楽しみです。

そんなことばかり考えているせいか、久しぶりに温泉コーヒーを焙煎しました。

正式名称は、「エルサルバドル サンタテレサ農園(温泉パカマラ)といいます。
豆の生成過程に洗浄作業というものがあります。ようするに豆を水洗いして不純物や未成熟豆などを除去する作業です。
その際に温泉水を使用しているので、温泉という名前が付けられました。

パカラマとは豆の品種です、エルサルバドル特有の高級品種で大きく粒立ちの良い形をしています。

温泉水で豆を洗ったってことが品質の向上や特徴にどれだけ貢献しているかは、正直わかりません。

でも、生産設備が充実していて環境に配慮した志の高い農園であることはしっかり伝わってきます。
なにより、パカラマ種のほれぼれする美しい豆を見れば、このコーヒーが一流であることは一目瞭然なのです。


温泉水は長寿の水として地元の人に飲まれているそうです

袋にもしっかり「ONSEN」の文字が

2013年11月21日木曜日

うれしい話題

昨日、ラジオでウチの名前が出たそうです。

ちょうど聴いていたお客様のお話だと、リスナーのメール(ツィッター?)の中で当店を紹介していただいたそうです。

これまで、取材されて電波に乗ったことはございますが、こんな形は初めての出来事です。

ご紹介いただいたリスナー様、ありがとうございました。

ただ、どうも普通の喫茶店的なイメージで伝わったかも、というところが少し不安です。

以前も書きましたが、喫茶コーナーはコーヒーオンリーのシンプル極まりないメニューしか用意しておりません。
万が一、放送を聴いて喫茶店モードでご来店される方がいらしたら、ごめんなさいです。

 
 
※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月20日水曜日

冬のコーヒーはやっぱり格別かな

「空腹は最良の調味料である」、なんていう言葉があります。

言いだしっぺが誰なのか知らないけど、なんてうまい事を言うもんだと感心至極です。

ただし、言い回しには少しコツが必要です。「腹減ってるからなんでもウマいわ!」って言うと、場合によってややこしい結果になってしまうこともあるので要注意です。

特に、彼女や奥さんが丹精込めた手作り料理を前に、そのセリフはかなりヤバいかと。


コーヒーはおもに空腹を満たした後に味わったりするので、空腹は最良の調味料ではないけれど、たとえばここ数日の寒さなどはコーヒーを美味しく感じるスパイスと言えるでしょう。

春夏秋冬、コーヒーもその時々でいろんな表情を見せてくれます。なかでも、寒い冬のコーヒーはいつにもまして安らぎを与えてくれる飲み物だとつくづく思います。

南九州という温暖の地でそれくらい思い込むのだから、北の国ではなおさらなのでしょうね。

2013年11月19日火曜日

レコジャケから花咲く話もたまには

初めてご来店のお客様が、店内に飾ってあるレコードジャケットを懐かしそうに眺めてらっしゃいます。

そして、ヴェルベッド・アンダーグラウンドのアルバムが目に止まった時に、僕に向かって「ルー・リード、亡くなったね」とおっしゃいました。

40代くらいの女性のお客様でしたが、よく御存じでと思いました。

 1960年代から70年代に「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」のリーダーとして活躍し、後のロックやパンクに大きな影響を与えたミュージシャンのルー・リードさんが27日、米ニューヨーク州サウサンプトンで死去した。

ただし、僕とルーリードの接点はヴェルベットのバナナアルバム1枚こっきりという薄さ。とてもファンと言える立場ではないし、訃報に接して深い悲しみに暮れるつながりではございません。

それでもルーリードって、なぜかずっと気になる存在でした。

中学の頃、音楽雑誌で見かけた彼のソロアルバムジャケットの写真が最初の出会いでした。なんだかよくわかんないけど、そのいかにもアート系の不良っぽさが田舎の中学生にはとても刺激的でした。

「このレコードを聴くと何かが変わる気がする」などと中学生にありがちな思い込みを抱えつつ、とても音を聴いてみたかったんだけど、当時のラジオでルーリードの曲が聴けるチャンスはほとんどなく、さりとて大枚はたいてレコードを買う勇気もなくそのまま時が過ぎてしまいました。

冒頭のお客様とは、訃報の話題以外つっ込んだお話はしませんでした。どれくらい熱心なファンだったのか少し気になります。

2013年11月18日月曜日

本日定休日です

今月のお休みは下記のとおりです。

 5日(火)

11日(月)

18日(月)

24日(日)

25日(月)

4日(月)は祝日なので営業いたします、翌5日(火)がお休みです。

24日(日)は店主都合により臨時休業いたします。

2013年11月16日土曜日

週末オススメのストレート

急に冷え込んで冬はもうすぐの気分でしたが、またちょっと暖かい日が続いています。

それでも朝晩は結構冷えるので風邪にご注意です。

昨日、久しぶりにドミニカ・カリビアンクィーン焙煎しました。

僕自身大好きな豆ですが、なかなか当店ラインナップのレギュラーメンバー枠に入れません。名前の響きは良いのですが、知名度という点でイマイチなのが原因かな。

もっと頑張って宣伝しなきゃと思っています。


豆のご説明はこちらをクリック

※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月15日金曜日

恥ずかしながら・・・

完熟で黄色い実をつける豆があるなんて、これまで知りませんでした。

普通、コーヒーチェリーの名が示す通りコーヒーの実は赤く熟します、でも中には黄色く熟す品種もあるようです。

某コンビニコーヒーの限定で使われる豆として黄色い実をつけるコーヒーの説明を読み、その存在を知りました。

しかしまぁ、恐るべしコンビニの企画力であります。

えてして、この手のちょっと変り種系は希少性の分だけ高価になりがちなんだけど、この豆はどうなんだろうね?。

僕もちょっと興味がわいてきたので、取引先に聞いてみます。

これが普通に赤く熟した実

2013年11月14日木曜日

インスピレーションでコーヒーを楽しむ

豆の名前(銘柄)から、いろいろ想いを巡らしつつ飲むコーヒーもまた格別です。

モカとかガテマラ、キリマンジャロ、マンデリンという名前を聞くと、不思議に美味しさへの期待感も膨らみます。

そこには、日本から遠く離れたコーヒー産地に対する幻想交じりの憧れが多分に作用している気がします。

「KAMIKAZA TAXI」という映画を観ました。

出演 役所広司、高橋和也 、ミッキー・カーチス 、片岡礼子、監督 原田眞人、95年日本映画です。
暴力系の痛い映画が苦手な僕なのでこれまで未見でしたが、偶然TVで観てすっかりハマってしまいました。「パルプフィクション」がOKな方でしたら、この映画のバイオレンスシーンもだいじょうぶかと思います。
外国人労働者問題、ヤクザ、腹黒い政治家、戦争の闇などなどてんこ盛りの素材をぶち込んで二時間オーバーの長尺にもかかわらず、胃もたれもせずさっぱり観せてしまう原田監督の力量は素晴らしい。
役所広司は僕の観た中で最高の演技だし、高橋和也 、ミッキー・カーチス も素晴らしいと思う。特にミッキーは怪演という言葉が相応しい存在感です。片岡礼子さんも最近ご無沙汰ですが、この頃とてもチャーミングで魅力的です。

さて、この映画とコーヒーの関係はまったくございません、シーンのどこにもコーヒーは登場しません。

でも、役所広司さんがペルー育ちの日系人タクシードライバーという役柄を最高の演技で魅せてくれたおかげで、僕はペルー産の豆と接する度にこの映画を思い出すことになると確信しています。

これまでも僕は、インカ帝国とかアンデス山脈、マチュピチュ、「コンドルは飛んでいく」などのイメージの断片を曖昧に思い描きながらペルーの豆を焙煎していたけど、その列にペルー育ちの日系人タクシードライバーが加わります。

ワケのわからん思い入れですが、こんなのも意外と大事なような気がします。

それに、産地の歴史、風土やお国柄を知ると、よりコーヒーは味わい深くなると思います。

2013年11月13日水曜日

本日、臨時休業いたします

たいへん申し訳ございません

店主私用に付き、本日臨時休業させていただきます。

明日は営業いたします。

2013年11月12日火曜日

ようするに十人十色ってことです

秋深まるというか、いっきに冬に突入しそうなお天気です。

こうして寒くなってくると、常連さんの来店間隔もちょっと短くなりお初のお客様も目立つようになります。

珈琲屋にとってかきいれシーズンの始まりです。

あるお客様とそんな話をしていたら、夏場は飲まないって信じられないって言われました。その方はなるほど季節に関係なくコンスタントにご来店いただいています。

また別のお客様は数ヶ月ぶりのご来店、やっとおウチでコーヒー淹れる季節になったね、とおっしゃいます。

当店の営業上、年中コーヒーを飲まれる方が増えるに越したことはないのです。

でも、季節の風物詩みたいに期間限定でコーヒーと付き合うというのも、なかなか悪くない話だと思います。


2013年11月11日月曜日

本日定休日です

今月のお休みは下記のとおりです。

 5日(火)

11日(月)

18日(月)

24日(日)

25日(月)

4日(月)は祝日なので営業いたします、翌5日(火)がお休みです。

24日(日)は店主都合により臨時休業いたします。

2013年11月10日日曜日

いつの日か炭にチャレンジしてみたいです

僕が使っている焙煎機は「遠赤外線ロースター」といいます、最大容量5kgです。

焙煎機は大別して、直火式、半熱風、熱風の三つに分かれます。

直火式はドラム内部に直接火が入るタイプです、好みを反映しやすく個性的な仕上がりを可能にするのでベテランの焙煎人に好まれています。

半熱風式は温めた空気で煎るやり方です、コントロールがしやすく煎りムラの少ない安定した焙煎ができます。

熱風式は熱源がまったく別になっており、熱した空気を釜に送り込む方式です。数百キロを一度に焙煎できるくらい大きな仕掛けで、ほとんど大メーカーの工場で使われています。

僕の使ってる焙煎機は、ガスバーナー(熱源)とドラム(釜)の間にセラミック棒が装着されています。バーナーで熱せられたセラミック棒から出る遠赤熱を使って焙煎します。

同クラスの焙煎機に比べて少々割高でしたが、これにしといてよかったと思っています。
煎りムラが少なく、芯まで熱が届くので角の取れたまろやかな仕上がりが期待できます。

僕は遠赤ロースター一筋、他の器械を知らないので断言はできないけど、最良の焙煎機だと思っています。

ただ唯一、熱源に炭を使った焙煎機には大変興味があります。

だって遠赤効果といえばやっぱり炭が本家のような気がするし、野生むき出しの炭の炎を操れるようになるとすごいことになるような予感があるのです。

23年のお付き合いです
※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月9日土曜日

機械に負けないよう頑張ろう!

先日お客様に、某コーヒー豆屋さんの豆袋を見せていただいたことがありました。

袋の裏側には焙煎日など、いくつか記載事項が書いてあります。その中に焙煎温度250度、焙煎時間130秒とありました。

そんなに高い温度でしかも焙煎時間が2分ちょっとって、どういこと?と一瞬疑問だったけど、あーあれか~とすぐ謎は解けました。

その豆屋さん、ジェットロースターという全自動の焙煎機をご使用なのです。

そのマシンは100gから焙煎オーケー、焼き加減も設定次第で思いのままというスグレもの。なにより、2~3分で焙煎できるから、お客様を待たせずに焼き立てを提供できるという大きなアドバンテージがございます。

注文もらって焙煎するのでロスもなく、機械の操作を覚えれば焙煎経験ゼロでも大丈夫という、おいしいポイント盛りだくさんのマシンなのです。

熟練者を必要とせず、機械さえあればいくらでもお店を増やせるとあって、商売を大きくしようと思えば打って付けの存在です。

それでは僕が欲しいかというと、答えはノーです。

これまであーでもないこーでもないと、試行錯誤しながらコーヒーと付き合ってきたのに、今さら全自動に身をゆだねられるわけはございません。

なので、全自動マシンのほうが美味しいと言われないように、これからも気合入れてやらねばなのです。

※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月8日金曜日

喫茶店?、それとも豆屋?

当店の喫茶コーナーは、下記事で書いた通りコーヒーのみです。

昔は食事メニューやデザート類もボチボチそろっていて、もっと喫茶店みたいでした。

そんな変遷をたどったせいか、昔のイメージでご来店されるお客様がいまだにいらっしゃいます。

喫茶店モードのお客様に「えっ、食事できないの?」と驚かれたり、「ケーキも無いの?」とちょっと不満げに呟かれたりします。

無理もない話だと僕も思います。

世間にはちゃんと喫茶店と豆売りの両輪で成立してるお店もたくさんあるのだから、「ウチは豆屋だから食事やケーキ類は置いていません」という理屈は通用しないのです。

では、なぜウチはコーヒーオンリーなのか?

それは店主の僕が、とても不器用だからです。充実した喫茶メニューを提供しながら豆も売るなんて、とてもとてもなのです。

喫茶店やりながら豆も売るのって、そんなに大変なことなの?って思われるでしょうが、僕にとって喫茶店営業と豆売りは全然別な商売に感じるのです。

世の中にはもっといろんな商売を掛け持ちであっさりこなしている人もいるのに、と自分のキャパの狭さにがっかりするけど、まぁしょうがないです。

入口にごめんなさいメッセージ

※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月7日木曜日

お客様の「美味しいね」の一言が、一番の原動力です

当店にはいくつかのテーブルとカウンター数席の、ささやかな喫茶コーナーがございます。

コーヒーオンリー食事デザート類は一切ございません、というあっさりしたメニューです。

自家焙煎豆屋でコーヒーを飲むお客様というと、さぞコーヒー通の方々ばかりと思われるかもしれませんが、意外にそうでもございません。

僕の感じたところだと待ち合わせや時間つぶしなど、ごく一般的なカフェの使い方そのものというお客様がほとんどです。

いわば、コーヒーの味は二の次なお客様です。

そのようなお客様に「コーヒーおいしかったよ!」などと言われると、コーヒー好きに褒めらた時とはまた違った喜びを僕は感じます。

なんというか、振り向いてもらった喜びとでも申しましょうか。

特にコーヒー嫌いの方に「ここのコーヒーは飲める!」などと言われると、ありがたき幸せなのです。

長年、あーでもないこーでもないと自問自答しながらコーヒーと向き合っています、お客様の美味しいの声だけが道しるべだなとつくづく思います。

 
 
※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月6日水曜日

ブルマン予約販売スケジュールのお知らせ

ブルマン予約販売の予定をお知らせします。

お渡しは12月20日(金曜日)~12月30日(月曜日)の間となります。

12月19日(木曜日)12月26日(木曜日)の2回、焙煎いたします。

今回はクリスマス前とお正月前の二回に分けて焙煎いたします。

お客様にお聞きしたところ、クリスマス用とお正月用で飲む時期が意外にバラけていたので、今回は2回焙煎にしてみました。

スケジュールは上のタブにも表示しています。



※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月5日火曜日

本日定休日です



今月のお休みは下記のとおりです。

 5日(火)

11日(月)

18日(月)

24日(日)

25日(月)

4日(月)は祝日なので営業いたします、翌5日(火)がお休みです。

24日(日)は店主都合により臨時休業いたします。

2013年11月4日月曜日

ニュークロップVSオールドクロップ

最近仕入れたバリ・インテン・デワタ・ビンテージがきっかけで、ニュークロップとオールドクロップについてネットで少し調べてみました。

まず、言葉の意味をおさらいしてみます。

  • ニュークロップ ~ その年に収穫された豆(新豆)
  • パーストクロップ ~ 収穫され1年が経過した豆
  • オールドクロップ ~ 収穫され2年以上経過した豆

僕がネットで調べた範囲では、ニュークロップ派が主流でオールド派はあまり見かけませんでした。

その昔、豆を寝かす(オールド)ことは美味しいコーヒーを作る魔法の手段のように語られている時代もあったので、今のネット上の評価は冷静かつ適正であるように思えます。

コーヒー豆の優劣についてはとてもたくさんの因子が絡み合っていて、そう簡単に一口で語られるものではありません。

ニューとオールドの違いも、バリェーションの違いとして受け止めるのが賢明のような気がします。

2013年11月3日日曜日

連休のストレート情報

今日の宮崎は、今にも降り出しそうな曇り空です。

秋の行楽にはいささか不向きな空模様ですが、しっとり落ち着いた気分にさせてくれます。

こんなお天気には、東南アジア系のコクのあるコーヒーがお似合いです。

バリアラビカ神山、トラジャ、そして最近デビューしたバリ・インテン・デワタビンテージなどオススメです。

モカマタリも相変わらずご好評いただいております、生豆ストックがそろそろ無くなりそうなので、まだお試しでない方はどうぞお早めにお買い求めくださいませ。


2013年11月2日土曜日

コーヒー好きが増えるのはありがたいことで

月刊情報誌「日経トレンディ」の企画「2013年ヒット商品ベスト30」で、コンビニコーヒーが第一位を獲得しました。 元記事はこちら

記事によるとS社は累計2億杯を達成、コンビニコーヒーのおかげでコーヒー国内消費量が6%もアップするという景気の良さです。

このニュースに僕はとても好意的です。

僕自身、コンビニに入るとコーヒーのアロマにほっと和んでしまいます。コーヒーの和み効果ってすごいんだ、とあらためて感心します。
置いてあるコーヒーマシンも数十万する高価なタイプ、抽出するごとに豆を挽く本格派です。
これならついコーヒー買っちゃいますよね、ついでにスィーツなんかもご一緒に。
コーヒーがコンビニのキラーアイテムになるのもうなずけます。

コンビニコーヒーがそれだけ圧倒的に受け入れられたということは、コーヒーはこれからもわが国で愛される飲み物として残っていけるだろうという予感を与えてくれます。

それにコンビニでレギュラーコーヒーの魅力に開眼した人達が、僕ら自家焙煎コーヒー屋に興味を持ってくれたらうれしいな~、とも思っています。


※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月1日金曜日

11月のお休み

今月のお休みは下記のとおりです。

 5日(火)

11日(月)

18日(月)

24日(日)

25日(月)

4日(月)は祝日なので営業いたします、翌5日(火)がお休みです。

24日(日)は店主都合により臨時休業いたします。

2013年10月31日木曜日

今年もあと二か月、あっという間ですね

台風情報に気を取られていたら、10月も最終日です。

明日から11月、師走の足音はもうそこまでって感じ。

例年、秋が短縮していく感じがしていますが、今年はなおさらです。

あっという間に過ぎる時間の中、仕事もプライベートもやり残しがてんこ盛り状態。

明日から気分一新頑張ろう!・・・、と毎回思うのですが。

2013年10月30日水曜日

ワインとコーヒーのちょっぴり意外な関係

今、ワインの本を読んでいます。

ブックオフの105円コーナーで見かけたからという理由以外、さしたる動機はございません。

ワイン好きなんだけどあまりにも知識がないから、少しは何か知っとこうという気分がちょっとあるくらいです。

それになんとなくだけど、コーヒーとワインっていろいろ共通する部分があるような気もしているのです。非アルコール飲料とアルコール飲料だから、まったくの畑違いではあるのですが。

コーヒーの語源となったとされるアラビア語の「カフワ(Qahwa)」はコーヒー出現以前から存在していたそうです。

各種文献によると、軽い白ワインもカフワと呼ばれていてそれ以外にもカフタという木の葉から作るカートという飲み物もカフワと呼ばれていたそうです。

なのでカフワという言葉を見つけても、それがコーヒーなのかワインなのかはっきりしない時代があったということです。

その後、カートという飲み物はコーヒーと競い合って敗れ姿を消します。こうしてワインはワイン、カフワと言えばコーヒーというふうになったということです。

昔々に同じカフワという言葉でコーヒーとワインが呼ばれていたなんて、なかなか意味深じゃないかと思うのです。

2013年10月29日火曜日

バリ インテン デワタ ビンテージようやくデビュー

一週間前に焙煎したバリ インテン デワタ  ビンテージ、やっと飲み頃になりました。

時間かかるかなと思っていましたが、予想以上に日数を要しました。

インテンデワタとは、インドネシア語で強烈な(インテン)神々(デワタ)。
自前で調べただけなので、もっと違う意味が含まれているのかも知れませんが、とりあえず直訳するとそうなります。

どうしてそんな名前がついたのか、現在商社に問合せ中です。

ビンテージとはいわゆるオールドクロップ、収穫後に何年か寝かされた豆ということになります。ちなみにその年の豆は、ニュークロップと呼びます。

当店の豆はほとんどがニュークロップですから、その意味でも異色です。

東南アジア系特有の奥深い酸味とコクを、穏やかな甘みでくるんだ重厚な味が楽しめます。

2013年10月28日月曜日

本日、定休日です。

10月のお休み

 7日(月曜日)

15日(火曜日)

21日(月曜日)

28日(月曜日)



14日は祝日につき営業です15日(火曜)がお休みになります、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

2013年10月27日日曜日

Oさん、ありがとうございました

今年もOさんに遠路はるばる来ていただき、機械のメンテをしてもらいました。

作業の合間に何気に交わす話の端々に、メカ好きのこだわりとキャリアの奥深さを感じてとてもいいなと思います。

道具が無いとか交換パーツを間違えた、なんていうトラブルをどうクリアするかが腕なんだよね、というお話、ホントそうですよね。

不意のトラブルにどこまで粘り腰で対応できるか?、仕事人としての優劣を決める重要な要素だと思います。

マニュアル通りにしか動けない人や組織が増えた社会の中で、Oさんみたいなプライドを持ち続けるのはさぞ大変だろうと思います。

ミルのメンテ、目からウロコでございました

2013年10月26日土曜日

久しぶりに青空

宮崎はようやく台風の影響を脱して、気持ちの良い秋晴れです。

東日本では依然荒れた天気が続いているみたいですね、ひどい災害が起きないことを祈ります。

2013年10月25日金曜日

週末ストレート情報

台風の影響から離れつつあります、明日には晴れ間がのぞきそうな宮崎です。

今週末は、バリアラビカ神山とトラジャの東南アジアコンビがオススメです。どちらも独特のコクのある味わいです、台風一過の秋にぴったりのコーヒーかも。

先日初めて仕入れたインテンデワタビンテージも、二日ほど前に焙煎して毎日試飲チェックしています。
東南アジア系の豆は、焙煎後の味の変化がダイナミックなのですぐデビューとはいきません。ある程度日を置いて味をチェックした後、販売いたします。

モカマタリも相変わらず好評いただいております、とびっきりのマタリがグラム600円はお買い得だと思いますヨ。

他にも各種取り揃えて週末のご来店お待ちしております。

2013年10月24日木曜日

自前の動画をアップしてみました

台風の端っこが触れたり触れなかったりで、雨が止んだり降ったりの宮崎です。

これからもこんな感じだそうです、明日午後からは回復する予報が出ています。

そんなお天気模様と関係あるのかわかりませんが、ここ数日新規のお客様が目立ちます。

前も書きましたが、新規のお客様とお話しするのは僕のリフレッシュタイムでもあります。

当店の特徴、ひととおり豆のご説明、豆の保存方法、器具別に淹れ方のご説明等々、通常駆け足で3分、お客様に多少時間の余裕があれば10分ぐらいかけてお話します。

この種のトークも数を重ねると、だんだん的確に洗練されてきます。

それでも会話だけでは充分にカバーしきれていないと思うことしきりです。

ビギナーズハンドブック的なチラシ作らなきゃと思います。


                   本日お昼前の様子です

2013年10月23日水曜日

アベックの台風は「藤原の効果」と呼ばれ予測が難しいそうです

台風の露払い的な雨の降る宮崎です。

昨日は、台風を見越して前倒しでご来店のお客様が目立ちました。

そんなお客様の流れって、とても有難く思います。

多少の不便があってもわざわざお越しいただく、それだけの価値のあるコーヒーをこれからも焙煎しなきゃ、などとこんな天気に想うのです。

2013年10月22日火曜日

新着豆のご案内

今週末は台風の影響大きそうですね、明日から宮崎は雨の予報が続きます。

さて、新着豆のご紹介です。

バリ インテン デワタ ビンテージ
 
その名の通り、インドネシアバリ島産の豆です。
 
洒落たデザインの綿袋に入ってやって来ました。
 
この袋を見ただけで、豆に対する期待感が盛り上がる私であります。
 
たかがパッケージと思われる方もいらっしゃるでしょうが、生豆のそれは意外に中身と同期するのです。
 
大事に育てられた豆は、上質な衣をまとうのです。
 
しかもこの豆は、グレインプロという穀物用のビニール袋もあてがわれていました。
 
高温や湿気に強く酸素や水分の侵入を防ぎ、日光にも効果があると言われている袋です。
 
これだけ大切に扱われてやってきた豆、どんな魅力を振りまいてくれるか楽しみです。
 

ホントに箱(フクロ)入り娘な豆です
 

2013年10月21日月曜日

本日定休日です

10月のお休み

 7日(月曜日)

15日(火曜日)

21日(月曜日)

28日(月曜日)



14日は祝日につき営業です15日(火曜)がお休みになります、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

2013年10月20日日曜日

台風にやきもき

最近の台風情報って、昔より発表が早くなったような気がします。

昔はもっと日本に近づいてから台風報道は始まっていたんじゃなかったっけ?。それだけ気象庁ががんばっているということでしょう。

情報が早く伝われば、少しでも備え対策に時間がさけるのでよいことです。

僕の仕事でも台風のスケジュールが早めに分かれば、生豆の注文、焙煎スケジュール、宅配発送、得意先配達などの算段をあらかじめ立てることができてありがたいです。

今度の台風、来週水曜日くらいに西日本に接近もしくは上陸の可能性との予報ですが、どうなるでしょう。

僕の住んでる宮崎はもちろん、どの地域も被害が少ないことを祈ります。

2013年10月19日土曜日

週末オススメストレート情報

今日も曇り空の宮崎です。

これから明日にかけてなんとか回復しそうですが、来週はまたまた台風ウィークになりそうな気配です。

さて、最近デビューしたモカマタリ、相変わらずご好評いただいております。グラム1,000円オーバーも珍しくないプライスのところ600円でご奉仕中です。

600円でも中煎りブレンドの2倍近いお値段、決してそうお気楽ではございませんが、必ずご満足いただけると思います。

あと、久しぶりにグァテマラ有機栽培ご用意しております。

ナチュラルでまろやかな味わいをお楽しみください。

2013年10月18日金曜日

今年もよろしくお願いいたします

ここ数日、夜はちょっと肌寒く感じるようになってようやく秋深し感が高まって来たというのに、台風の度重なる来訪が続いております。

なんでも、9月以降に日本に接近した台風の数は二番目に多いのだそうです。

そんなお天気模様ですがもう10月半ば、12月は駆け足でやってくるのです。

昨年より二週間以上遅れましたが、年末ブルマン予約販売の店頭ポップ、ようやくのお目見えです。

今年で3回目、年々楽しみにされるお客様も増えてきてうれしい限りです。

今年は産地ジャマイカが減産の為、生豆価格が高騰しておりますが、価格据え置きでご奉仕いたしますのでよろしくお願いいたします。



2013年10月17日木曜日

第三次コーヒーブーム!?

ネットのニュースに「第三次コーヒーブーム到来!」という記事がありました。

読んでみると、ハンバーガーチェーン店のM社が安価でプレミアムコーヒーを提供し始めたこと、各コンビニチェーンがコーヒーをヒット商品にしようと競い合っていることがブームの核であると書いてありました。

2011年の数字として、日本は世界四位の消費量であるとか日本人一人当たりの年間消費量が3キロちょっとなんて数字も書いてありました。

さて、僕が気になったのは過去のブームって何?ってこと。

一次と二次のブームはどんなブームだったんでしょう?。

記事では、一次が80年代後半のおしゃれカフェブーム、二次が90年代後半のS社を始めとするシアトル系コーヒーチェーンのブームであると解説されていました。

そうか、ちっちゃな自家焙煎屋のブームなんてどこにも無かったのね、などと軽くため息です。

それでも今回のブームって、とてもありがたいと思っています。

なぜかというと今回が過去二つのブームと違って、コーヒー本来のナチュラルな味わいが評価され語られる場になっているからです。

それって、我々ちっちゃな自家焙煎屋の最も得意とするフィールドなのです。

新たにナチュラルなドリップコーヒーの魅力に目覚めるお客様が増える予感、こっちもちゃんと振り向いていただけるよう頑張らねば、なのです。

2013年10月16日水曜日

過ごしやすくなりました

宮崎は台風の影響がほとんどなくなりました。

これから台風の進路にあたる地域の方々に、大きな被害が出ないことをお祈りいたします。

「コーヒーが健康にいいってテレビでやってたよ」とお客様に教えてもらいました。

僕はあいにく未見でしたが、コーヒーについてポジティブな話がメディアに乗るのは大歓迎です。

ま、だからといって、放送日の翌日は開店前からお客様が長蛇の列などということには決してならないのですが。 (^_^;A

昔々、テレビネタに当店がほんのちょっぴりリンクしたことが二回ほどございます。

それは、ココアとコーヒーミルです。

ココアは確かダイエット効果だったように覚えています、ミルはドラマの小道具で印象深く使われたみたいです。

僕はどちらのブームも最初知りませんでした。なんか最近ココアの問い合わせが多いな、とかミルの問い合わせが多いなと不思議がってたくらいです。

ようやく状況を認識してお客様に応対しましたが、テレビの影響ってホントにすごいなとつくづく思いました。

デカいブームにのっかり大もうけしてそのあと没落、なんてストーリーがよく語られます。なんだかそれもしょうがないことなのかなと、ココアブームとコーヒーミルブームの流れの最末端で考えていました。

2013年10月15日火曜日

本日定休日です。

10月のお休み

 7日(月曜日)

15日(火曜日)

21日(月曜日)

28日(月曜日)



14日は祝日につき営業です15日(火曜)がお休みになります、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

2013年10月14日月曜日

「前から気になってて・・・」のお客様が多い三連休

「(この店は)前から気になっていたけど、初めて来ました」というお客様の言葉は、共感するところ大いにございます。

僕だって10年くらい気になって仕方ないのに、行ったことのないお店はいくつもあります。そんなに気になるんならとっとと行きゃいいじゃないかって話なんだけど、これがなんというかそうもいかないんですよね。

女性の方は、知らないお店でも気になったら即行ってみるというパターンが多いような気がするけどどうなんだろう?行こうか行くまいかじくじく悩むのは男に多い気がします。

ちなみに当店では、「前から気になって初めて来たお客様」の男女比率は圧倒的に男性が多いです。

初めてのお客様に接すると、僕の気持ちもリフレッシュモードになりマンネリズム打破の効果大なのです。

2013年10月13日日曜日

今日も秋晴れ

今日も澄み切った空気の秋晴れでございます。

昨日は中煎りブレンド中心の焙煎でしたが、今日はストレートを何種類か焙煎しようと思います。

ストレート豆にはそれぞれ固定ファンがいらっしゃいます、一度気に入ったらひとすじのお客樣方です。それとは逆に、いろいろ飲みたい派のお客様もいらっしゃいます。

何を焙煎するかは、ひとすじ派のお客様の顔を思い浮かべつつ決めるのが僕のやり方です。

トラジャのお客様がそろそろかな?とか、キリマンジャロのお客様がもうボチボチご来店だよね、などとあたりをつけながら焙煎します。

ホントは顧客データをパソコンで管理とかすればいいんだろうけど、自前の脳内ハードディスクでまだまだいけると思っています。

予想どおりにお客様がいらっしゃると、軽くガッツポーズなのです。

明日は祝日なので営業いたします、翌15日(火曜)がお休みになります。


2013年10月12日土曜日

やっと秋の気配

今朝は少しひんやりした空気の朝でした。

過ごしやすい陽気と書くにはあと一歩足りませんが、久しぶりにノーエアコンの珈琲倶楽部です。

そんな気候のせいか、開店直後からお客様の流れがコンスタントに続いています。

高くて青い、気持ちのよい秋晴れにコーヒーもより一層美味しく感じます。


2013年10月11日金曜日

週末ストレート情報

今日も秋日和とは言い難く、夏の余韻いっぱいの宮崎です。

なので、アイス用の深煎りブレンドも3連休中は切らさないようにしようと思います。

モカマタリは相変わらずオススメ豆としてプッシュしております。そろそろリピーターさんがご来店されています、「美味しかったからまたちょうだい」などと、おおむね好印象のコメントをいただいております。

今週末もモカマタリ、張り切って焙煎いたします。

シグリ農園も酸味が程よく落ち着き飲み頃になっています、ゆっくりドリップしてシグリのコクを味わって下さい。

準レギュラークラスのペルーチャンチャマイヨ、ファンのご予約もあって準備しております。飲みやすく整った味わいですので、未経験の方は一度ご賞味くださいませ。

2013年10月10日木曜日

夏カムバック!?

今朝配達途中、車の温度計は外気温度が30度の表示。

躊躇なくエアコン起動ボタンを押しました。

普通、台風一過で秋風が登場するはずではなかったっけ?

今日の焙煎プランに深煎りも加えなければ。

まだまだアイスコーヒーの似合う宮崎です。

2013年10月9日水曜日

台風一過

なんだか久しぶりの青空のような気がします。

宮崎は台風の直撃は免れ、余波を受けた程度でした。

それでもここ数日雨模様だったせいか、日差しにありがたみを感じます。

台風一過、いよいよ秋も深まるかと思いきや、じめっとした空気が置き土産に残ってイマイチ気持ちのよい日和ではございません。

まだアイスコーヒーのお客様がご来店の気配がします。


2013年10月8日火曜日

定年後に喫茶店経営って、そんなに甘くはないのです

またテレビネタです。

やはり、この時期はコーヒー関連の話題多いですね。

番組では、定年後に奥様と二人で喫茶店を始められたご夫婦が紹介されていました。

のどかな田園風景を一望にできる高台に、その店はありました。

モーニングセット400円也の店内は、シアトル系コーヒーチェーンの影響なぞ微塵にも受けず、洒落たカフェの装いを主張することもなく、30年ほど前によく見かけた日本の喫茶店そのものでした。

店主の趣味が暴走気味に店内をコラージュすることもなく、あくまでコーヒーが主役の清潔な空間。お客様をもてなそうとする意識もちゃんと伝わります。

その風景に、僕はなんだかホッとしていました。

ガツガツした戦略やトレンドの無いお店、そこにはただご夫婦の夢空間が広がっているだけ、という感じにとても癒されるのです。

もちろん僕は、喫茶店経営というものがふわふわした夢だけで成り立たないことは百も承知です。番組のご夫婦も画面に現れないご苦労がいろいろあるんだろうと思います。

お店は開店して三年ほど。

ご夫婦がお元気で末永くお店を守られることを願います。

2013年10月7日月曜日

本日定休日です

10月のお休み

 7日(月曜日)

15日(火曜日)

21日(月曜日)

28日(月曜日)



14日は祝日につき営業です15日(火曜)がお休みになります、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

2013年10月6日日曜日

音楽の秋

秋、コーヒーと共に音楽を楽しむにもいい季節です。

この数か月は猛暑に完全ノックアウト、プライベート的音楽時間などとてもとてもでございました。

若い頃は暑かろうが寒かろうが何時間でも聴き続けられたんですが、今はもうそんなパワーはどこにもございません。


昔はステレオの前に座ってヘッドフォンでひたすらレコードを聴き続けるというスタイルが一般的でした。今思えば、よくそれだけ集中して聴いてられたものだと感心します。

それが今では、CDをプレーヤーにセットするのもめんどくさいなどと思ったりするのですよ、ホント困ったものです。

そんな僕に盛大な喝を入れてくれるCDを最近買いました。

ジョニーキャッシュのアメリカンレコーディングシリーズがそれです。

ラジオの特集で聴いて、すぐアマゾンに注文かけました。音に心地よさを感じることはよくあるけど、音に圧倒されるという体験は久しぶりでした。

2003年に彼が亡くなるまでの10年余りの録音が、6枚のCDで聴けます。

全部輸入盤、一枚当たり千円ちょっとというお値段は、その内容の素晴らしさからいくと安すぎて申し訳ないほどです。

今秋の個人的ヘビーローテンション、この6枚で決まりです。

2013年10月5日土曜日

巨匠の愛したコーヒーゼリー

台風からエネルギーもらってるせいか、雨が厳しく降っています。

こんな天気にご来店いただく客様には、いつにもまして感謝でございます。


昨日のテレビで、黒澤明監督がこよなく愛したコーヒーゼリーの作り方をやっていました。

NHK Eテレ 「グレーテルのかまど」という番組です。

レシピ等、興味のある方はこちらをクリックしてください。

頑固一徹というイメージの強かった監督らしく深煎りの苦味の強い豆を使い、しっかりコクのあるゼリーにたっぷり生クリームとシロップをかけてお召し上がりだったそうです。

監督は、奥様の淹れる深煎りのコーヒーを飲み、娘の作るコーヒーゼリーを食べるのが毎日の日課だったそうです。

そこには食へのこだわりより、家人への愛情のほうを強く感じました。

2013年10月4日金曜日

週末ストレート情報

今週末は台風の影響なのか土日とも傘マーク、運動会ご予定のご家庭にはちょっと残念なお天気になりそうですね。

日中はまだ夏の余韻を感じさせますが、さすがに秋の気配が日に日に増してきています。当店のお客様も、アイス豆のご所望はめっきり減ってホットコーヒーを買われる量が増加中です。

昨日、久しぶりにシグリ農園焙煎しました。

ファンの方お待ち同様でした、まだお試しでない方はぜひチャレンジしてみてください。

モカマタリはおかげさまで好評いただいております、グラム1,000円オーバーのプライスも珍しくありませんが、当店では特価グラム600円でご奉仕中です。

秋の夜長、読書や映画鑑賞のお供に当店のコーヒーをお楽しみください。

2013年10月3日木曜日

豆ファイリング 008 イエメン マタリ A+ AL-EZZI

原産国    イエメン共和国
生産地域   イエメン首都サナア近郊の中央山脈の各産地
           (ハイミ、ハラズ、バニマタル、アニシ等)
クロップ   2011-2012
品種     古くからの地場品種(ドゥワイリ、トゥファヒ、ブライ等)
精製方法  手摘み、各農家の住居の屋上等で、ポリシート上で天日乾燥
イエメンコーヒーの主要産地で、昔ながらの伝統的な手法で生産されています。
シッパーがチェリーを買い付け後、改めて乾燥し、品質保持のため12%以下まで水分を落とした状態のチェリーで保管します。
輸出オーダーが入れば脱穀、機械選別、手選別を行います。
土壌の肥沃さを感じさせる甘みを持つソフトなカップで、冷えてくると一層甘みが増し、ポッテリとした後口になります。
以上、商社資料より

店主コメント

生豆を見て、あまりの小粒さに驚きました。
僕たち焙煎人は大粒の豆を好むので、初対面は少々ネガティブモードでした。小柄なせいか、釜の中のアクションもかなり控えめです。五感を集中しないと、煎り止めサインを見逃してしまうところでした。

さて、焙煎したマタリをいそいそドリップします。

なんだか拍子抜けするくらい、すーっと口の中を通り過ぎていきます。モカ特有のパンチをあまり感じることができず、少々物足りない感じでした。

ところが数日後に飲んでみると、ガラッと印象が変わっていました。
実に豊かな風味香味が現れてマタリの本領発揮といったところです。

商社資料にあるとおり、冷めてからの美味しさは特筆ものです。

アツアツよりゆっくり冷ましてからボチボチ口に運ぶのが、オススメの楽しみ方です。

追補
商社資料にあるシッパーとは、輸出会社のことです。

2013年10月2日水曜日

もうそんな季節!

昨年のブログ読んでたら、10月3日に「ブルマン予約始めました」の記事がありました。

告知のディスプレイをした玄関横の豆ケースの写真も添えてあります。

昨年の事だけど、そんなに早く告知したことなどすっかり忘れていました。

そういえば、去年の今頃年末イベントの話をお客様と交わして、「ちょっと気が早いけどね~」などと相づち打っていたことを思い出しました。

今年もやります、年末恒例ブルマン予約販売!

販促チラシ早く作らなくちゃ。

2013年10月1日火曜日

コーヒーの日

コーヒーの日、その由来はどうも地味です。

ブラジルの収穫期が10月に新年度を迎えるからという理由と、これからコーヒーの需要が増える時期だからという理由から設定されたみたいです。

ちなみに1983年から始められました。

このイベント、どんどん盛り上がる感じもないけど、幸い季節はコーヒーの味方です。

策略を労せずとも秋の気候が、自然にコーヒーを恋しくさせてくれるのです。

秋の空気はいつものコーヒーに、より美味しくなる魔法をかけてくれます。

2013年9月30日月曜日

本日定休日です

9月のお休み

 2日(月曜日)

 9日(月曜日)

17日(火曜日)

24日(火曜日)

30日(月曜日)

17日と24日は祝日の関係で火曜日がお休みになります、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

2013年9月29日日曜日

セオリーはほどほどに

最近、テレビや雑誌でコーヒー関連の話題が多いみたいです。

そうして仕入れた情報を「これってホント?」みたいに、ご質問されるお客様が少しだけど目立ちます。

秋の声を聞いて世間様のコーヒーに対する関心も赤丸急上昇なので、メディアも取り扱いが多くなるのでしょう。

こうしたコーヒー関連のニュースや話題って、年々マニアックな方向に向かっている気がします。

お客様の意識がどんどん高くなっていることは接客していていつも感じていることなので、メディアもよりコアな話題を提供するようになるのも理解できます。

でも、再三申し上げているようにコーヒーは嗜好品であり楽しみ方は千差万別であります。間違っていると全否定するアイテムも少ないし、絶対正しいと断言できるセオリーも思いのほかないのです。

メディアで語られることは、一つの意見一つのやり方くらいに留め置くのが一番ベターだと思います。

もちろん僕の考えもワンオブゼムでございます。

いろんな考えを取捨選択して自分流を創造するのもまた楽しなのです。

2013年9月28日土曜日

週末のストレート情報

昼間は夏の残滓がそこかしこ、でも朝夕は秋らしい今日この頃です。

夏はアイスコーヒーのお客様は、ホットコーヒーへの転換時期を迷う時期です。

お客様が悩むので、僕もアイス用をどれくらい用意するかで悩みます。

今年は暑い日が続いたせいか、今になってもアイス用の需要は続いています。来月頭くらいまでは夏場並みにストックしようと思っています。

今週末もモカマタリがオススメです。昨日新たに焙煎しました、2~3日経つと独特の甘みが味わえます。

あと、ペルーやバリアラビカ神山ハニーなどがちょうど飲み頃オススメです。

2013年9月27日金曜日

人も豆も第一印象だけで判断しちゃダメ

第一印象が悪かったのに、長く良好な友人関係を築くことがあります。

第一印象で感じた相手のイメージが、時が経ってガラッと変わることがあります。

コーヒーも同じだなとつくづく思います。

新しく仕入れた豆は、生産地や栽培方法などのデータから、「こんな味かな?」と想像しつつ焙煎します。
釜の中でどんな風に色づくのか、はじける音はどんな感じか注意深く観察します。

このあたりは、初対面の人と初めて会話する時の緊張と似ています。

さて、焙煎したての豆を試飲します。

焼きたての豆、さぞや美味しいのだろうと思われる方もいらっしゃるでしょう。

でも、これがあにはからんや、そうでもないのです。

最初のひと口で「あ~美味しい!」と思うことはまれです、大方の豆はのっけから素性をさらすことはほとんどないのです。

日が経つごとに少しづつ魅力を見せてくれるようになります。

豆がそんな風に変化すれば、こちらも淹れ方を工夫してその魅力をもっと引き出そうとします。

人間関係だって相手にばかり望まずに自分も努力する、同じです。

第一印象だけで相手の事を決めつけてばかりだと、すごくもったいない気がします。

コーヒーも、最初の一杯からだんだんと変化する味わいを楽しんでいただけたらと思います。

2013年9月26日木曜日

僕の音楽趣味

下記事にあるように、店内の壁面には僕の持ってるレコードを飾っています。

自家焙煎屋のオヤジがレコード好きって、なんかありがちな話です。

これで、ずらっとジャズ系レコが並んだりすると、もうあるあるコールの連呼でございます。

僕の場合ジャズは好きなんだけど、とてもファンとかマニアの称号には遠く及びません、波打ち際でちゃぷちゃぷやってる程度です。

ちなみにオーディオもたいして語る言葉を持ち合わせていません。友達に作ってもらった大きなスピーカーとオーディオラックのせいで、なんとか体面だけは保っていますが。(^_^;)

なので、ジャズファンのお客様やオーディオマニアのお客様に同好の士だと勘違いされて話しかけられると少々辛かったりします。

では、僕の音楽趣味はというと、60年代~70年代の洋楽ポップミュージックということになります。

当時ラジオから流れていた音楽、と言い換えてもいいでしょう。

おかげで、ロック、ポップス、R&B、ブルーズ、カントリー、ソウル、フォークなどなど、割と幅広な音楽趣味を獲得しました。

40年前、中学生だった僕は、ラジオから流れてくるいろんな音楽をジャンル分けも能書きも知らずただただ聴きまくっていました。

今思えば僕の音楽趣味の土台はラジオで作られたんだと、つくづく思います。

2013年9月25日水曜日

壁レコ模様替え中

ささやかなレコードコレクションですが無精して整理していないので、聴きたい時に聴きたいレコが出てこない事多々であります。

自分の不始末に腹を立てつつレコード棚を捜索、ようやく発見した時には聴く気も失せた、なんてよくある話です。

手のひらサイズの携帯プレーヤに数千曲の音楽を詰め込める時代に、ヒーヒー言いながら12〜3曲入り180gのビニール盤と格闘してる様は自分でもどうかと思います。

でも、探し物の途中で不意に出会ったレコジャケにしみじみ見入ったり、ターンテーブルに乗っけてみたりなどという楽しみは、デジタルプレーヤーの検索機能では味わえないではないかと自己正当化して慰めております。

秋なので、アート心のあるヤツを選ぼうかなと