2015年1月30日金曜日

マッド・ドッグス&イングリッシュメン その一


昨年12月に亡くなったジョー・コッカーのレコードを、ヤフオクで入手しました。

ラジオで彼の追悼特集を聴いて、いいなと思ったのがきっかけです。これまで彼のレコードは一度も買ったことがなく、「ウッドストック」での強烈なステージアクションと「愛と青春の旅立ち」のテーマ曲を歌ったことくらいしか印象に残っていません。正直、アルバム一枚ぎっしり聴こうという気にはなりませんでした。
そう言えば彼のステージアクションが、ジョン・ベルーシのギャグネタだったことも僕の世代には懐かしい思い出です。

その程度の関わりなので、追悼云々と言うのは非常におこがましいけれど、このレコード聴いて思うところ多々だったのでポツポツ書いてみようと思います





最初はCDを買おうと思ったけど、やはりこの時代の音はレコードです。

それに、このアルバムは二枚組見開きジャケットの豪華仕様、70年代の熱気が溢れ出て来るようなアートデザインに出会えます。レコジャケの存在感、こればっかりはCDでは味わえないレコードの素晴らしさですよ。

とは言いつつデジタルのイージーさも捨て難く、早速CDRに焼いて車の中でも聴いています。昔は二枚組みアルバムってボリュームたっぷりに思えたけれど、それがCD一枚に収まってしまうのですね。

2015年1月29日木曜日

タンザニア AAA TOP ジャンボのご紹介

原産地 タンザニア
生産地域 タンザニア南部ンビンガ地方
生産者 DAE水洗工場(CPU)、レイク・ニサヤ・コーヒー組合
標高 1500m以上
品種 主にブルボン系N39種
土壌 火山の影響を受けた赤土・沈泥質
クロップ 2012-2013
精製方法 トラディショナルな発酵・水洗を経てアフリカンベッドで天日乾燥

※ クロップとは、収穫時期の事です。

近年、目覚しく品質を向上させている南部CPU産コーヒー。
「JUMBO」は単一CPUにて処理し、より品質にこだわっており、香りとボディー感に優れたDAE産の原料とレイク・ニヤサ産の原料の中からAAAの大粒な豆だけを選りすぐり、テイラーウィンチ社のカッピング・エクスパートがブレンドしたベスト・チョイスコーヒーです。
※CPU~Central Pulpery Unit(セントラル・パルパリー・ユニット 略称CPU)と呼ばれる共同の精製工場。

以上、商社資料より

もうすでに、何回か焙煎しています。

「キリマン(タンザニアの略称)あるよ」って言ったほうがストレート好きのお客様には覚えがよく、お買い求めいただいております。

商社資料にあるとおり大粒で整った粒立ちなので、煎り止めのポイントが非常にわかりやすく焙煎しやすい豆ですね。

焼き立てでもまろやかな酸味と甘みを楽しむことが出来ますが、焙煎後7日からの10日間くらいがベストコンディションです。


アフリカンベッドで天日乾燥の図



2015年1月26日月曜日

本日定休日です

今月の定休日

1〜3日
  5日(月)
 13日(火)
 19日(月)
 26日(月)

※12日(月)は祝日につき営業いたします。

2015年1月23日金曜日

電話回線トラブル

今日の午前中から電話とインターネットが不通でした。

不通の間にご注文等でお電話いただいた方々、申し訳ございませんでした。

先ほどやっと復旧致しました。

原因を工事の方に聞いたところ、線の接触不良だったそうです。そんなに珍しいトラブルでもなく、風のいたずらとかで接点不良を起こしたりするそうです。

光ファイバーという最先端技術も、案外モロいものだと思います。

当たり前に電話が鳴って当たり前にネットを使う日々に慣れ切っているけれど、ホントはいろいろ危ういんだよ〜って警告でも受けた気分です。

2015年1月21日水曜日

ちょっとお買い得な本ご紹介します




本屋さんにぶらっと入ったら、こんな本に出会いました。

タイトルは「THE GOOD COFFEE & DRIPPER BOOK」、価格は税込み1,350円也。

シュリンクパックされていて中身チェック出来ないけど、オマケの携帯ドリッパーに釣られて買ってみました。付録に食い付くクセは僕の世代共通のものだと思うけど、どうだろう?。


お店に帰ってさっそくパッケージを開けて、針金ぐるぐるぺちゃんこドリッパーとご対面。ん〜ん、こんな単なる針金細工とぺらっぺらのムック本に1,350円払ったかと思うと、ちょっとテンション下がりました。


可動状態にすると、こんな感じです。


それでも気を取り直してハリオ02ドリッパーにセットしてみると、なんだかオシャレっぽく見えたので「まぁいいか」って気分になりましたね。

それに、アマゾンで検索してみると同じ形したドリッパーが二千円前後で売っているではありませんか!。

この時点でもう完璧に得した気分満開、いい気なもんです。 (^_^;A


02フィルターをセットすると、こんな感じになります。もちろんドリッパーとして充分実用できます、しかもこのコンパクト性はアウトドアのお供にもう手放せなくなると思います。

オマケの説明ばっかりしましたが、本もなかなか要領よく今のコーヒー事情を紹介してあり良心的だと思いました。

まだ本屋さんに置いてあると思います、この本おススメですよ。

2015年1月19日月曜日

本日定休日です

今月の定休日

1〜3日
  5日(月)
 13日(火)
 19日(月)
 26日(月)

※12日(月)は祝日につき営業いたします。

2015年1月16日金曜日

大粒2種新入荷!。

タンザニア AAA TOP ジャンボ
グァテマラ ラ・リベルタッド マラゴジーペ

今月の商社仕入れリストで気になった豆は、どちらも粒立ちの大きさがセールスポイントです。

タンザニアはオルディアニ以来久しぶりの入荷です。トミオフクダ農園のマラゴ(現在品切れ中)がお客様に好評だっただけに、グァテマラマラゴにも期待ワクワクです。

近日デビューします、乞うご期待!。


  タンザニア、アフリカンベッドで大事に天日乾燥されます。


  とにかくデカい!、グァテマラマラゴ。(下が普通サイズ)

2015年1月15日木曜日

高性能でお買い得! カリタ イージーカットミル EG-45 のご紹介 その②


それではEG-45を具体的にご説明します。

容器の底にあるリブ(突起)がこのミルのキモです、リブのおかげで豆がよく拡散してメッシュがより均一になります。


MAX40gが一度に挽ける豆の分量です、30gあたりが丁度いいというのが僕の感想です。


30gの豆を30秒挽くと、ドリップに最適な中挽きレベルのメッシュになります。本体を持って振ったりしなくても、これだけ均質に挽けるのはスゴい!。


しかも底に微粉が分離して付着します。より整ったメッシュの豆だけを取り出せるというワケです。

いかがでしょう、安価で高性能な電動ミルEG-45のご紹介でした。

店内にデモ用を一台ご用意しております、興味のある方は実際に使ってお確かめ下さい。

2015年1月13日火曜日

本日定休日です。

今月の定休日

1〜3日
  5日(月)
 13日(火)
 19日(月)
 26日(月)

※12日(月)は祝日につき営業いたします。

2015年1月11日日曜日

高性能でお買い得! カリタ イージーカットミル EG-45 のご紹介


イージーカットミル EG-45 
微粉が当社比約50%減。メッシュがより均一です!
安心の空回り防止設計。片手で挽けます。
重さ:665g
製品概要
型式:EG-45 
電源:AC100V 50/60Hz 90W
    連続使用時間1分
定格電流:0.9A
サイズ(mm):幅90×奥行き90×高さ185
質量:約570g
容量:40g
カッター:プロペラ式
能力:中挽 40g/30秒
電源コード:0.9 m
付属品:ブラシ    (カリタホームページより)

これまで僕は、この手のハンディミルをあまり支持していませんでした。

コンパクトでリーズナブルなところがウリですが、その性能はちょっと?という感じです。このタイプのミルは、メッシュ(挽き目)がどうしても安定しないのです。

カリタのカタログでこのミルを見つけた時も、微粉が50%減だとかメッシュがより均一なんてうたい文句も眉唾な気分で読んでいました。

でも、お客様のご要望がきっかけで仕入れてみてテストしてみたら、ネガティブな先入観はすっかり消えて無くなりました。

見事に微粉をカットして均質なメッシュを実現、疑ってご免なさいカリタ様なのです。

こんなに高性能なハンディミル、これまで見たことありません。しかも、2,500円というお値段はとてもお買い得と言えます。(ハンディミルの実売価格は大体5千円前後です)

電動ミルをご検討のお客様、このミルはお買い得の選択になると思いますよ。

2015年1月9日金曜日

イエメン・マタリ・アルソワイド 新着豆ご紹介その②

前記事で引用した商社資料の、「他のナチュラルコーヒーの生産地より高い水分量までしか乾燥させない」の記述に少し興味を持ちました。

どうして他の生産地より高い水分量なんだろう?

何か特別な理由でもあるのかと思って資料を読んでみると、イエメンではキシル(Kshir)を飲用するのでコーヒーは高めの水分量で保管されるのだそうです。

キシル(Qishr、アラビア語:قشر)は、香辛料の効いたコーヒーの殻、ショウガ、そしてしばしばシナモンを使って作られるイエメンの暖かい飲み物である。安価なことから、イエメンではコーヒーの代用として飲まれる。(Wiki調べ)

果肉は取り除き、中の種子だけを利用するのが今ではコーヒーの常識だけど、焙煎という技術が発明されるまで、コーヒーの実をそのまま煮出して飲用するやり方が長く続いていました。

キシルは、そんな大昔のマナーを今に伝えるタイムマシーンみたいな飲み物とも言えます。

イエメンのコーヒー事情を伝える資料をいくつか読むと、豆は輸出用に全部回してしまうから地元の人達はコーヒーの殻を煎じて飲むんだ、なんて書いてあります。

事実そうなのかも知れませんが、コーヒー発祥の地としてのプライドが太古の習慣をかたくなに守っている、などとちょっと思い入れたっぷりに妄想してみたい気分です。




2015年1月8日木曜日

イエメン・マタリ・アルソワイド 新着豆ご紹介

原産国    イエメン
生産地域  サナア近郊ハラズ、バニマタル
クロップ  9/10 開花2~4月、収穫10~12月
品種    地場品種
精製方法  ナチュラル

伝統的なナチュラル(非水洗)製法が用いられ、10月~12月にかけて手摘み収穫が行われます。一粒一粒丁寧に、3~4回程度に分けて完熟果実のみを摘みとるため、過熟果実は殆ど混在しません。収穫後は、家の屋根で天日乾燥を1週間程度行いますが、他のナチュラルコーヒーの生産地より高い水分量までしか乾燥させません。(商社資料より)


久しぶりのマタリです。

昨年末に入荷、年をまたいで3回ほど焙煎しました。
マタリの名はさすがにお客様の気を引くみたいです、名無しのストック瓶に口頭で「これマタリです。」というだけで買って行かれるお客様も結構いらっしゃいました。

いにしえの昭和歌謡「コーヒールンバ」の歌詞にも登場するマタリ、たぶん一番古いスペシャリティブランドじゃないでしょうか。

他のどの地域のコーヒーとも違う個性的なフレーバーをお楽しみください。


2015年1月5日月曜日

本日定休日です

今月の定休日

1〜3日
  5日(月)
 13日(火)
 19日(月)
 26日(月)

※12日(月)は祝日につき営業いたします。

2015年1月4日日曜日

初商

2015年も良いお天気でスタートしました。

新年初釜の焙煎を忙しくさせていただくのも、お客様あってこそだといつも思います。

至極当たり前なことですが。

あらためて、本年もよろしくお願い申し上げます。




2015年1月3日土曜日

あけましておめでとうございます

本年も、昨年と変わらぬご愛顧よろしくお願い致します。

初商は四日11時開店です。