2013年6月1日土曜日

美味しさと生産地の関係

この間までストーブが活躍していたというのに、もう六月に突入。

今日は、梅雨のお手本みたいなお天気。

さて今回は、ストレートコーヒーを選ぶコツをちょっとだけアドバイス。

いろんな名前の豆を前に、思い悩む方はけっこういらっしゃいます。

そんな時は、まずこうお考えください。

1、中南米産の豆は、まとまりの良く飲みやすい。

2、カリブ海系の豆は、フルーティな酸味と甘みを楽しめる。

3、東南アジア系の豆は、どっしりしたコクを味わえる。

4、モカ系は、「モカ臭」と呼ばれるワインテイストの独特の味わいがある。

5、アフリカ系は、中南米系と同等のまとまりのある豆が多い。

以上、主な豆の産地を大ざっぱに五つに分け、これまた大ざっぱに特徴を記してみました。

これをひとつの手がかりに、お気に入りの一杯を探されてみてはいかがでしょうか?

細かいところは、どうぞ遠慮なくお訊きください。


2013年5月31日金曜日

美味しさと価格の関係

コーヒー豆(生豆)は、先物取引によって価格が決められます。

現在、取引所がニューヨークとロンドンにございます。

世界中の豆が、この二カ所で価格を決められます。
そして複雑な流通ルートが完備されていて、僕みたいな小さな店でもよりどりみどり買い付けが出来るという案配になっています。

さてお客様が豆をお選びになる際に、価格は気になるところだと思います。

コーヒー豆も相対的にいうと「値段の高い豆は、安い豆より美味しい。」というごく普通の結論になります。

ただし、先物取引という商売の形ゆえ、実力がそのまま価格に反映されていない銘柄があるのも事実です。ようするに、「美味しいの値段はリーズナブル」という豆がけっこうあります。

消費エリアのブランド信仰とか投機筋の思惑などが絡み、「価格=商品価値」というシンプルな物差しを当てづらくしているのです。

なので僕自身、これまでの有名ブランドに限らず新しい名前のコーヒーもどんどん仕入れてみようと思っています。

そして、美味しいと思った豆はお客様にどんどんご紹介していこうと思っています。


2013年5月30日木曜日

上質な豆は進化する

「コーヒーは、鮮度が命。」

この意見に異を唱える人は、まずいないでしょう。

でも僕は、このセオリーの理解のされ方に少し違和感を持っています。

「コーヒーは、焙煎した直後から劣化が始まる」「だから、少しでも新しい豆を求め、早く飲んでしまう」のが正しい。鮮度第一主義だと、まぁこんな感じです。

問題は、焙煎するとひたすら右下がりに味が落ちてしまうと、信じられていることです。

「質の良い豆は焙煎後も熟成が進み、焙煎直後とは別人みたいに芳醇な味わいをかもちだすことがある」

これは、僕がこれまでの経験で感じ続けていることです。

焙煎後1〜2週間の豆は、味が劣化するのではなく進化する。

僕はそう思います。






2013年5月29日水曜日

今日も元気に焙煎中!

世界中に、魅力的な豆がとてもたくさんあります。

焙煎人として、この豆もあの豆もどれもこれも試したくってしょうがありません。

でもあくまで商売、売れなきゃ焙煎釜は回せません。


なので、お客様あっての珈琲倶楽部。

豆を焙煎している最中に、しみじみそう思います。









2013年5月28日火曜日

そろそろアイスコーヒーがおいしい季節

今年もそろそろアイスコーヒーの季節。

当店でアイス用の豆といえば、深煎りブレンドです。

苦みとコクがトレードマークの深煎りブレンド、アイスコーヒーにはもってこいです。

「アイスコーヒーの淹れ方を教えて?」というご質問をよくいただくので、当店HPに立て方をアップしております。

興味のある方はこちらをクリック。

作り立てのアイスコーヒーも美味しいけど、1〜2日冷蔵庫で寝かすとまろやかさが増すような気がします。

アイスコーヒーに使うシロップは市販のポーションタイプがお手軽ですが、お砂糖をお湯で溶かすだけで作れるので一度お試しください。

当店では、100gのお砂糖を100ccのお湯で溶いています。

作ったシロップは、粗熱を取った後容器に入れて冷蔵庫に保存します。

2013年5月26日日曜日

車載専用コーヒーメーカー!?

ドライブのお供にコーヒーを楽しむ方は多いと思います。

そんな時コーヒーは、お家でポットに詰めたり、自販機やお店で買い求めるケースがほとんどでしょう。僕だってそうです。

でも、世の中にはそれでは飽き足らない人がいるみたいです。

「車載専用コーヒーメーカー」というジャンルが存在するのです。しかも、60年代に。

知ったきっかけは、業界誌に掲載されていた映画を紹介するコラム。「愛しのタチアナ」というカウリスマキ監督作品の紹介文中に、「車載専用コーヒーメーカー」なるものが登場したのです。

60年代製「車載専用コーヒーメーカー」が見たくて、この映画を探しにレンタル屋に行ったりネット探索したり八方尽くしたんですが、どうも廃盤らしくて映画を観ることはまだ叶えられていません。

ネットでそれとおぼしき写真を見つけたので転載します。これらは、小型エスプレッソマシーンですね。

ドライブ中にコーヒーを淹れるのって、とてもめんどくさかろうと思います。

頼りないシガーソケットの電源でお湯を沸かし、豆やフィルター一式を手狭なコンソールボックスの上に広げる光景を思い浮かべるだけで、もうげんなりです。

コンビニ、自販機がうようよ林立している現代日本で「車載専用コーヒーメーカー」などというものを販売しても絶対売れない!、断言します。

追補

今回、初めてカウリスマキという監督さんを知り、レンタルにあった作品を3本観ました。「ル・アーヴルの靴磨き」「街のあかり」「過去の無い男」です。

どれも良かったです。

いろいろ整った映画には思えなかったけど、独特のオフビート感覚が癖になる監督さんだなと思いました。

ネットで拾った「車載専用コーヒーメーカー」の図

どうも、フォルクスワーゲン関連の品みたいです

これは偶然見つけた現代の「車載専用コーヒーメーカー」
フィアット500L専用のオプション品だとか。

2013年5月25日土曜日

乙武洋匡さんが入店拒否された

ネットでニュースを読んでいたら、乙武さんの事件に目が止まりました。

車椅子の乙武さんが、イタリアンレストランで入店拒否されたという件です。

僕自身、お客様をお迎えする側の人間として興味深くニュースを読みました。

どちらの言い分が正しいのか?。そんなことネットでいくら情報収集したって分かるはずありません。

原因は、お互いのちょっとした言葉の行き違いなんだろうと、推測しています。

僕がここで一番注目したのは、乙武さんが本件を店名公開してツィートしたという点です。

彼としても止むにやまれずの行動だったんでしょうが、その後の影響を考えるとお店側にちょっと同情したくなります。

僕が知り得た情報によると、お店側が理不尽一方的に乙武さんを入店拒否したとも思えないふしもありましたし。

まぁ、僕もサービス業の端くれなので、余計お店側に立つのかもしれません。

SNSコミニュケーションがもはや常識となった社会です。それによってものすごく便利になったことがたくさんあるのだろうけど、もはやその波に取り残されついて行けずにいる身としては、恩恵より受けるかもしれない不利益のほうに頭が回ってしまいます。