2015年6月16日火曜日

今週のおすすめシングルオリジン

先日、「JIMI: 栄光への軌跡」という映画を観ました。

言わずと知れた、ジミ・ヘンドリックスの伝記映画です。その前にジェームス・ブラウンの伝記映画も観てるし、何か世間ではこの手のテーマが流行っているのかと思ってしまいます。

ただし、JBの映画がほぼ彼の全キャリアを捉えていたのに対して、本作はジミの無名時代からスターダムにのし上がる直前までを描くという、かなり変化球な作りになっています。なのでこの映画でジミの全貌を知ろうとするのはちょっと難しいですね。

あくまでも彼の音楽を聴き、彼の生涯を少しでも知っている人向けの映画です。

時はフラワームーブメントでサイケデリアな時代、そんなフリーダムな空気の中で一人の天才ギタリストの夢のようなサクセスストーリーが展開するかと思いきや、きっちりシビアなショービズの世界が描いてあるのが興味深かったです。

ジミの音源使用を遺族に拒否されてしまったらしく、「パープルヘイズ」も「フォクシーレディー」も聴けないジミの映画でしたが、ブレイクする直前のこれから感的高揚を満喫して楽しめました。

いろいろと関係する女性達に翻弄されるジミの姿も、等身大っぽくていろいろと共感しちゃいましたねハイ。

さて、今週おススメのシングルオリジンを2種ご紹介します。

「タンザニア オルディアニ AA++」
12日の焙煎ですが、ようやく飲み頃になってきました。焙煎直後はとがった酸味が前面に出ていますが、4日ほど経ってまろやかな酸味と甘みに移行してきています。
これから二週間くらいは余裕で上品な甘み酸味にかすかなビターテイストを味わえます。

「タンザニア オルディアニ AA++」の紹介記事はこちらから。

ペルー カハマルカ ゴールド(JAS)
こちらも12日焙煎です。同じペルーでもチャンチャマイヨは焙煎後すぐに飲んでも割にまとまった感がありましたが、こちらはやはり酸味が主張します。
酸味が落ち着いてくるとチャンチャより奥行きのある味わいを感じることができます。

「ペルー カハマルカ ゴールド(JAS)」の紹介記事はこちらから。