2013年11月30日土曜日

今日で11月もおしまい

今年もあっという間に過ぎようとしています。

若い頃は12月のカレンダーもウキウキ眺められたものですが、年を取ると何者かに追い立てられる気分で一杯です。

アレもやってない、コレもやってない・・・、気持ちばかり焦りまくる日々のスタートです。

そんな時こそ一杯のコーヒーで心の余裕を取り戻したいものですね。

2013年11月29日金曜日

飲んでみたいコーヒーが山ほど

下記事でバリのコーヒーをご紹介しましたが、この豆は僕自身も初対面でした。

毎月、取引先から価格相場のデータと共に新規豆の紹介資料が届きます。

今年だけでも覚えきれないほど新しい銘柄の資料を読みました。産地、生産方法、風味、生産者のこだわり等々、読み進めていくと買ってみたい豆が山ほどございます。

このように僕みたいな末端の者にまで、高品質でレアな銘柄の情報が届くようになったのはここ10年くらいのものです。特にここ最近はその傾向が強くなっています。

ストレートコーヒーご所望のお客様の中には、聞きなれない銘柄に拒否反応される方もいらっしゃいます。ブラジル、グァテマラみたいに昔から馴染の名前のほうが安心するという気持ちもすごく理解できます。

でも、コーヒー産地事情がとてもダイナミックに変動し、いろんな土地で素晴らしい豆が生産されている現状を知ってしまうと、ちょっと冒険しませんか?ってつい言いたくなるのです。

無名だけど美味しい豆を、もっとたくさんのお客様に飲んでいただきたい!、それが最近の僕のテーマです。

2013年11月28日木曜日

バリ・インテンデワタ・ビンテージ 追補

メーカーから資料が届いたのでご紹介します。

まず、INTEN DEWATAの意味。

バリ島からのダイヤモンド、または古代バリ島の女王の名前。

ダイヤモンドのように飲む人に感動を与えるコーヒー!! 。
 
収穫時期は5月~8月 、パーチメントをNett Bed 、Plastic Bed/Cement Patioにて乾燥
ベッドをこしらえて大切に乾燥させるの図

 
 農家は牛や山羊を飼いながら養分を循環させ、カーボンフットプリント(炭素の足跡)を実行 環境に優しい農法 =Integrated Farming(社会に融合した農法)を実践。

カーボンフットプリント、初めて聞く言葉なので調べてみました。

イマイチ意味を把握していないけれど、ようするに温室効果ガス排出量の抑制に配慮した栽培法に力を入れているということだと思います。

こうした環境問題に対する意識と珈琲豆の品質ってどれくらいリンクするのかわからないけど、生産者の豆に対する情熱はひしひしと伝わってきます。

その想いが美味しい豆につながらないワケがないと思うのです。




2013年11月27日水曜日

たまには他所で豆を買う

つい最近、他所の自家焙煎屋で豆を買いました。

同業者の店を訪れるのはとても勉強になります。

もっと頻繁によそのお店に出かけて行って刺激を受けなくちゃ、と思っているのですが中々ままなりません。

僕が入ってみたいと思う店は、やはりウチとおんなじくらいのサイズのお店です。

豆は何種類あるのか?値段は?豆の陳列方法は?どんな焙煎機?客層は?などなど、いろんなことに興味津々雨あられなのです。

こうして書いていると、なんだかよそ様をスパイしてるんじゃないかと思われるかもしれません。
まぁ実際、面白いアイデアに出会ったら使わせていただく(パクリ)こともあるのでしょうが、本筋はそこにはございません。

一番のメリットは僕自身のリフレッシュ、お客目線で自家焙煎屋を考えるきっかけを与えてくれる所にあるのです。

「お客様の立場で物を考える」、これはもう接客商売の基本のキなのですが、その意識を持ち続けるのってすごく難しいのです。

長年やってると特に失いがちです、気を付けねば。

2013年11月26日火曜日

ちょっとびっくり

某回転寿司チェーン店がコーヒーを販売、というニュースを読みました。

写真を見ると、寿司皿にまじって紙コップのコーヒーがベルトの上をぐるぐる回っています。

これも、コンビニコーヒーがビッグヒットした影響なのでしょう、本物の流行はこうして亜流も連れてくるのです。

ネットの反響を少し拾ってみると、ちょっとキワモノっぽい扱いや呆れ気味の意見がチラホラ見受けられます。

僕自身は、お寿司を食べた後のコーヒーってアリかも、という立場です。頭っから寿司とコーヒーの組み合わせに否定的なご意見もあろうと思いますが、そう悪くない気がします。

記事によると、スイス製のコーヒーメーカーを使用して注文後に挽き立て淹れたてのコーヒーを提供するシステムだとか。1杯157円で年間計700万杯の販売を目指すそうです。

回転寿司屋の店内にコーヒーの香りがマッチするのか否か、ちょっと確かめてみたいものです。

2013年11月23日土曜日

ストレート豆、本日のオススメ

まずは、昨日ご紹介した「エルサルバドル サンタテレサ農園(温泉パカマラ)」。
やわらかい甘みを存分に堪能できます、ホール(豆のまま)でお買い上げのお客様は粒立ちの良さにもご注目ください。

モカマタリは相変わらずの人気です。リピーターさんでまとめ買いの方もいらっしゃいます、最近一日で売り切れも珍しくなくなってきました。

あと、最近デビューしたバリ・インテン・デワタも段々名前が浸透中です。

迷ったらこの三つオススメです。


※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月22日金曜日

寒い日に温泉、いいですね

寒くなると、あったかお風呂が恋しくなります。

ゆっくり温泉に浸かるなんて、とても贅沢な楽しみです。

そんなことばかり考えているせいか、久しぶりに温泉コーヒーを焙煎しました。

正式名称は、「エルサルバドル サンタテレサ農園(温泉パカマラ)といいます。
豆の生成過程に洗浄作業というものがあります。ようするに豆を水洗いして不純物や未成熟豆などを除去する作業です。
その際に温泉水を使用しているので、温泉という名前が付けられました。

パカラマとは豆の品種です、エルサルバドル特有の高級品種で大きく粒立ちの良い形をしています。

温泉水で豆を洗ったってことが品質の向上や特徴にどれだけ貢献しているかは、正直わかりません。

でも、生産設備が充実していて環境に配慮した志の高い農園であることはしっかり伝わってきます。
なにより、パカラマ種のほれぼれする美しい豆を見れば、このコーヒーが一流であることは一目瞭然なのです。


温泉水は長寿の水として地元の人に飲まれているそうです

袋にもしっかり「ONSEN」の文字が

2013年11月21日木曜日

うれしい話題

昨日、ラジオでウチの名前が出たそうです。

ちょうど聴いていたお客様のお話だと、リスナーのメール(ツィッター?)の中で当店を紹介していただいたそうです。

これまで、取材されて電波に乗ったことはございますが、こんな形は初めての出来事です。

ご紹介いただいたリスナー様、ありがとうございました。

ただ、どうも普通の喫茶店的なイメージで伝わったかも、というところが少し不安です。

以前も書きましたが、喫茶コーナーはコーヒーオンリーのシンプル極まりないメニューしか用意しておりません。
万が一、放送を聴いて喫茶店モードでご来店される方がいらしたら、ごめんなさいです。

 
 
※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月20日水曜日

冬のコーヒーはやっぱり格別かな

「空腹は最良の調味料である」、なんていう言葉があります。

言いだしっぺが誰なのか知らないけど、なんてうまい事を言うもんだと感心至極です。

ただし、言い回しには少しコツが必要です。「腹減ってるからなんでもウマいわ!」って言うと、場合によってややこしい結果になってしまうこともあるので要注意です。

特に、彼女や奥さんが丹精込めた手作り料理を前に、そのセリフはかなりヤバいかと。


コーヒーはおもに空腹を満たした後に味わったりするので、空腹は最良の調味料ではないけれど、たとえばここ数日の寒さなどはコーヒーを美味しく感じるスパイスと言えるでしょう。

春夏秋冬、コーヒーもその時々でいろんな表情を見せてくれます。なかでも、寒い冬のコーヒーはいつにもまして安らぎを与えてくれる飲み物だとつくづく思います。

南九州という温暖の地でそれくらい思い込むのだから、北の国ではなおさらなのでしょうね。

2013年11月19日火曜日

レコジャケから花咲く話もたまには

初めてご来店のお客様が、店内に飾ってあるレコードジャケットを懐かしそうに眺めてらっしゃいます。

そして、ヴェルベッド・アンダーグラウンドのアルバムが目に止まった時に、僕に向かって「ルー・リード、亡くなったね」とおっしゃいました。

40代くらいの女性のお客様でしたが、よく御存じでと思いました。

 1960年代から70年代に「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」のリーダーとして活躍し、後のロックやパンクに大きな影響を与えたミュージシャンのルー・リードさんが27日、米ニューヨーク州サウサンプトンで死去した。

ただし、僕とルーリードの接点はヴェルベットのバナナアルバム1枚こっきりという薄さ。とてもファンと言える立場ではないし、訃報に接して深い悲しみに暮れるつながりではございません。

それでもルーリードって、なぜかずっと気になる存在でした。

中学の頃、音楽雑誌で見かけた彼のソロアルバムジャケットの写真が最初の出会いでした。なんだかよくわかんないけど、そのいかにもアート系の不良っぽさが田舎の中学生にはとても刺激的でした。

「このレコードを聴くと何かが変わる気がする」などと中学生にありがちな思い込みを抱えつつ、とても音を聴いてみたかったんだけど、当時のラジオでルーリードの曲が聴けるチャンスはほとんどなく、さりとて大枚はたいてレコードを買う勇気もなくそのまま時が過ぎてしまいました。

冒頭のお客様とは、訃報の話題以外つっ込んだお話はしませんでした。どれくらい熱心なファンだったのか少し気になります。

2013年11月18日月曜日

本日定休日です

今月のお休みは下記のとおりです。

 5日(火)

11日(月)

18日(月)

24日(日)

25日(月)

4日(月)は祝日なので営業いたします、翌5日(火)がお休みです。

24日(日)は店主都合により臨時休業いたします。

2013年11月16日土曜日

週末オススメのストレート

急に冷え込んで冬はもうすぐの気分でしたが、またちょっと暖かい日が続いています。

それでも朝晩は結構冷えるので風邪にご注意です。

昨日、久しぶりにドミニカ・カリビアンクィーン焙煎しました。

僕自身大好きな豆ですが、なかなか当店ラインナップのレギュラーメンバー枠に入れません。名前の響きは良いのですが、知名度という点でイマイチなのが原因かな。

もっと頑張って宣伝しなきゃと思っています。


豆のご説明はこちらをクリック

※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月15日金曜日

恥ずかしながら・・・

完熟で黄色い実をつける豆があるなんて、これまで知りませんでした。

普通、コーヒーチェリーの名が示す通りコーヒーの実は赤く熟します、でも中には黄色く熟す品種もあるようです。

某コンビニコーヒーの限定で使われる豆として黄色い実をつけるコーヒーの説明を読み、その存在を知りました。

しかしまぁ、恐るべしコンビニの企画力であります。

えてして、この手のちょっと変り種系は希少性の分だけ高価になりがちなんだけど、この豆はどうなんだろうね?。

僕もちょっと興味がわいてきたので、取引先に聞いてみます。

これが普通に赤く熟した実

2013年11月14日木曜日

インスピレーションでコーヒーを楽しむ

豆の名前(銘柄)から、いろいろ想いを巡らしつつ飲むコーヒーもまた格別です。

モカとかガテマラ、キリマンジャロ、マンデリンという名前を聞くと、不思議に美味しさへの期待感も膨らみます。

そこには、日本から遠く離れたコーヒー産地に対する幻想交じりの憧れが多分に作用している気がします。

「KAMIKAZA TAXI」という映画を観ました。

出演 役所広司、高橋和也 、ミッキー・カーチス 、片岡礼子、監督 原田眞人、95年日本映画です。
暴力系の痛い映画が苦手な僕なのでこれまで未見でしたが、偶然TVで観てすっかりハマってしまいました。「パルプフィクション」がOKな方でしたら、この映画のバイオレンスシーンもだいじょうぶかと思います。
外国人労働者問題、ヤクザ、腹黒い政治家、戦争の闇などなどてんこ盛りの素材をぶち込んで二時間オーバーの長尺にもかかわらず、胃もたれもせずさっぱり観せてしまう原田監督の力量は素晴らしい。
役所広司は僕の観た中で最高の演技だし、高橋和也 、ミッキー・カーチス も素晴らしいと思う。特にミッキーは怪演という言葉が相応しい存在感です。片岡礼子さんも最近ご無沙汰ですが、この頃とてもチャーミングで魅力的です。

さて、この映画とコーヒーの関係はまったくございません、シーンのどこにもコーヒーは登場しません。

でも、役所広司さんがペルー育ちの日系人タクシードライバーという役柄を最高の演技で魅せてくれたおかげで、僕はペルー産の豆と接する度にこの映画を思い出すことになると確信しています。

これまでも僕は、インカ帝国とかアンデス山脈、マチュピチュ、「コンドルは飛んでいく」などのイメージの断片を曖昧に思い描きながらペルーの豆を焙煎していたけど、その列にペルー育ちの日系人タクシードライバーが加わります。

ワケのわからん思い入れですが、こんなのも意外と大事なような気がします。

それに、産地の歴史、風土やお国柄を知ると、よりコーヒーは味わい深くなると思います。

2013年11月13日水曜日

本日、臨時休業いたします

たいへん申し訳ございません

店主私用に付き、本日臨時休業させていただきます。

明日は営業いたします。

2013年11月12日火曜日

ようするに十人十色ってことです

秋深まるというか、いっきに冬に突入しそうなお天気です。

こうして寒くなってくると、常連さんの来店間隔もちょっと短くなりお初のお客様も目立つようになります。

珈琲屋にとってかきいれシーズンの始まりです。

あるお客様とそんな話をしていたら、夏場は飲まないって信じられないって言われました。その方はなるほど季節に関係なくコンスタントにご来店いただいています。

また別のお客様は数ヶ月ぶりのご来店、やっとおウチでコーヒー淹れる季節になったね、とおっしゃいます。

当店の営業上、年中コーヒーを飲まれる方が増えるに越したことはないのです。

でも、季節の風物詩みたいに期間限定でコーヒーと付き合うというのも、なかなか悪くない話だと思います。


2013年11月11日月曜日

本日定休日です

今月のお休みは下記のとおりです。

 5日(火)

11日(月)

18日(月)

24日(日)

25日(月)

4日(月)は祝日なので営業いたします、翌5日(火)がお休みです。

24日(日)は店主都合により臨時休業いたします。

2013年11月10日日曜日

いつの日か炭にチャレンジしてみたいです

僕が使っている焙煎機は「遠赤外線ロースター」といいます、最大容量5kgです。

焙煎機は大別して、直火式、半熱風、熱風の三つに分かれます。

直火式はドラム内部に直接火が入るタイプです、好みを反映しやすく個性的な仕上がりを可能にするのでベテランの焙煎人に好まれています。

半熱風式は温めた空気で煎るやり方です、コントロールがしやすく煎りムラの少ない安定した焙煎ができます。

熱風式は熱源がまったく別になっており、熱した空気を釜に送り込む方式です。数百キロを一度に焙煎できるくらい大きな仕掛けで、ほとんど大メーカーの工場で使われています。

僕の使ってる焙煎機は、ガスバーナー(熱源)とドラム(釜)の間にセラミック棒が装着されています。バーナーで熱せられたセラミック棒から出る遠赤熱を使って焙煎します。

同クラスの焙煎機に比べて少々割高でしたが、これにしといてよかったと思っています。
煎りムラが少なく、芯まで熱が届くので角の取れたまろやかな仕上がりが期待できます。

僕は遠赤ロースター一筋、他の器械を知らないので断言はできないけど、最良の焙煎機だと思っています。

ただ唯一、熱源に炭を使った焙煎機には大変興味があります。

だって遠赤効果といえばやっぱり炭が本家のような気がするし、野生むき出しの炭の炎を操れるようになるとすごいことになるような予感があるのです。

23年のお付き合いです
※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月9日土曜日

機械に負けないよう頑張ろう!

先日お客様に、某コーヒー豆屋さんの豆袋を見せていただいたことがありました。

袋の裏側には焙煎日など、いくつか記載事項が書いてあります。その中に焙煎温度250度、焙煎時間130秒とありました。

そんなに高い温度でしかも焙煎時間が2分ちょっとって、どういこと?と一瞬疑問だったけど、あーあれか~とすぐ謎は解けました。

その豆屋さん、ジェットロースターという全自動の焙煎機をご使用なのです。

そのマシンは100gから焙煎オーケー、焼き加減も設定次第で思いのままというスグレもの。なにより、2~3分で焙煎できるから、お客様を待たせずに焼き立てを提供できるという大きなアドバンテージがございます。

注文もらって焙煎するのでロスもなく、機械の操作を覚えれば焙煎経験ゼロでも大丈夫という、おいしいポイント盛りだくさんのマシンなのです。

熟練者を必要とせず、機械さえあればいくらでもお店を増やせるとあって、商売を大きくしようと思えば打って付けの存在です。

それでは僕が欲しいかというと、答えはノーです。

これまであーでもないこーでもないと、試行錯誤しながらコーヒーと付き合ってきたのに、今さら全自動に身をゆだねられるわけはございません。

なので、全自動マシンのほうが美味しいと言われないように、これからも気合入れてやらねばなのです。

※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月8日金曜日

喫茶店?、それとも豆屋?

当店の喫茶コーナーは、下記事で書いた通りコーヒーのみです。

昔は食事メニューやデザート類もボチボチそろっていて、もっと喫茶店みたいでした。

そんな変遷をたどったせいか、昔のイメージでご来店されるお客様がいまだにいらっしゃいます。

喫茶店モードのお客様に「えっ、食事できないの?」と驚かれたり、「ケーキも無いの?」とちょっと不満げに呟かれたりします。

無理もない話だと僕も思います。

世間にはちゃんと喫茶店と豆売りの両輪で成立してるお店もたくさんあるのだから、「ウチは豆屋だから食事やケーキ類は置いていません」という理屈は通用しないのです。

では、なぜウチはコーヒーオンリーなのか?

それは店主の僕が、とても不器用だからです。充実した喫茶メニューを提供しながら豆も売るなんて、とてもとてもなのです。

喫茶店やりながら豆も売るのって、そんなに大変なことなの?って思われるでしょうが、僕にとって喫茶店営業と豆売りは全然別な商売に感じるのです。

世の中にはもっといろんな商売を掛け持ちであっさりこなしている人もいるのに、と自分のキャパの狭さにがっかりするけど、まぁしょうがないです。

入口にごめんなさいメッセージ

※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月7日木曜日

お客様の「美味しいね」の一言が、一番の原動力です

当店にはいくつかのテーブルとカウンター数席の、ささやかな喫茶コーナーがございます。

コーヒーオンリー食事デザート類は一切ございません、というあっさりしたメニューです。

自家焙煎豆屋でコーヒーを飲むお客様というと、さぞコーヒー通の方々ばかりと思われるかもしれませんが、意外にそうでもございません。

僕の感じたところだと待ち合わせや時間つぶしなど、ごく一般的なカフェの使い方そのものというお客様がほとんどです。

いわば、コーヒーの味は二の次なお客様です。

そのようなお客様に「コーヒーおいしかったよ!」などと言われると、コーヒー好きに褒めらた時とはまた違った喜びを僕は感じます。

なんというか、振り向いてもらった喜びとでも申しましょうか。

特にコーヒー嫌いの方に「ここのコーヒーは飲める!」などと言われると、ありがたき幸せなのです。

長年、あーでもないこーでもないと自問自答しながらコーヒーと向き合っています、お客様の美味しいの声だけが道しるべだなとつくづく思います。

 
 
※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月6日水曜日

ブルマン予約販売スケジュールのお知らせ

ブルマン予約販売の予定をお知らせします。

お渡しは12月20日(金曜日)~12月30日(月曜日)の間となります。

12月19日(木曜日)12月26日(木曜日)の2回、焙煎いたします。

今回はクリスマス前とお正月前の二回に分けて焙煎いたします。

お客様にお聞きしたところ、クリスマス用とお正月用で飲む時期が意外にバラけていたので、今回は2回焙煎にしてみました。

スケジュールは上のタブにも表示しています。



※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月5日火曜日

本日定休日です



今月のお休みは下記のとおりです。

 5日(火)

11日(月)

18日(月)

24日(日)

25日(月)

4日(月)は祝日なので営業いたします、翌5日(火)がお休みです。

24日(日)は店主都合により臨時休業いたします。

2013年11月4日月曜日

ニュークロップVSオールドクロップ

最近仕入れたバリ・インテン・デワタ・ビンテージがきっかけで、ニュークロップとオールドクロップについてネットで少し調べてみました。

まず、言葉の意味をおさらいしてみます。

  • ニュークロップ ~ その年に収穫された豆(新豆)
  • パーストクロップ ~ 収穫され1年が経過した豆
  • オールドクロップ ~ 収穫され2年以上経過した豆

僕がネットで調べた範囲では、ニュークロップ派が主流でオールド派はあまり見かけませんでした。

その昔、豆を寝かす(オールド)ことは美味しいコーヒーを作る魔法の手段のように語られている時代もあったので、今のネット上の評価は冷静かつ適正であるように思えます。

コーヒー豆の優劣についてはとてもたくさんの因子が絡み合っていて、そう簡単に一口で語られるものではありません。

ニューとオールドの違いも、バリェーションの違いとして受け止めるのが賢明のような気がします。

2013年11月3日日曜日

連休のストレート情報

今日の宮崎は、今にも降り出しそうな曇り空です。

秋の行楽にはいささか不向きな空模様ですが、しっとり落ち着いた気分にさせてくれます。

こんなお天気には、東南アジア系のコクのあるコーヒーがお似合いです。

バリアラビカ神山、トラジャ、そして最近デビューしたバリ・インテン・デワタビンテージなどオススメです。

モカマタリも相変わらずご好評いただいております、生豆ストックがそろそろ無くなりそうなので、まだお試しでない方はどうぞお早めにお買い求めくださいませ。


2013年11月2日土曜日

コーヒー好きが増えるのはありがたいことで

月刊情報誌「日経トレンディ」の企画「2013年ヒット商品ベスト30」で、コンビニコーヒーが第一位を獲得しました。 元記事はこちら

記事によるとS社は累計2億杯を達成、コンビニコーヒーのおかげでコーヒー国内消費量が6%もアップするという景気の良さです。

このニュースに僕はとても好意的です。

僕自身、コンビニに入るとコーヒーのアロマにほっと和んでしまいます。コーヒーの和み効果ってすごいんだ、とあらためて感心します。
置いてあるコーヒーマシンも数十万する高価なタイプ、抽出するごとに豆を挽く本格派です。
これならついコーヒー買っちゃいますよね、ついでにスィーツなんかもご一緒に。
コーヒーがコンビニのキラーアイテムになるのもうなずけます。

コンビニコーヒーがそれだけ圧倒的に受け入れられたということは、コーヒーはこれからもわが国で愛される飲み物として残っていけるだろうという予感を与えてくれます。

それにコンビニでレギュラーコーヒーの魅力に開眼した人達が、僕ら自家焙煎コーヒー屋に興味を持ってくれたらうれしいな~、とも思っています。


※11月24日(日曜)は店主都合によりお休みいたします

2013年11月1日金曜日

11月のお休み

今月のお休みは下記のとおりです。

 5日(火)

11日(月)

18日(月)

24日(日)

25日(月)

4日(月)は祝日なので営業いたします、翌5日(火)がお休みです。

24日(日)は店主都合により臨時休業いたします。