2013年9月30日月曜日

本日定休日です

9月のお休み

 2日(月曜日)

 9日(月曜日)

17日(火曜日)

24日(火曜日)

30日(月曜日)

17日と24日は祝日の関係で火曜日がお休みになります、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

2013年9月29日日曜日

セオリーはほどほどに

最近、テレビや雑誌でコーヒー関連の話題が多いみたいです。

そうして仕入れた情報を「これってホント?」みたいに、ご質問されるお客様が少しだけど目立ちます。

秋の声を聞いて世間様のコーヒーに対する関心も赤丸急上昇なので、メディアも取り扱いが多くなるのでしょう。

こうしたコーヒー関連のニュースや話題って、年々マニアックな方向に向かっている気がします。

お客様の意識がどんどん高くなっていることは接客していていつも感じていることなので、メディアもよりコアな話題を提供するようになるのも理解できます。

でも、再三申し上げているようにコーヒーは嗜好品であり楽しみ方は千差万別であります。間違っていると全否定するアイテムも少ないし、絶対正しいと断言できるセオリーも思いのほかないのです。

メディアで語られることは、一つの意見一つのやり方くらいに留め置くのが一番ベターだと思います。

もちろん僕の考えもワンオブゼムでございます。

いろんな考えを取捨選択して自分流を創造するのもまた楽しなのです。

2013年9月28日土曜日

週末のストレート情報

昼間は夏の残滓がそこかしこ、でも朝夕は秋らしい今日この頃です。

夏はアイスコーヒーのお客様は、ホットコーヒーへの転換時期を迷う時期です。

お客様が悩むので、僕もアイス用をどれくらい用意するかで悩みます。

今年は暑い日が続いたせいか、今になってもアイス用の需要は続いています。来月頭くらいまでは夏場並みにストックしようと思っています。

今週末もモカマタリがオススメです。昨日新たに焙煎しました、2~3日経つと独特の甘みが味わえます。

あと、ペルーやバリアラビカ神山ハニーなどがちょうど飲み頃オススメです。

2013年9月27日金曜日

人も豆も第一印象だけで判断しちゃダメ

第一印象が悪かったのに、長く良好な友人関係を築くことがあります。

第一印象で感じた相手のイメージが、時が経ってガラッと変わることがあります。

コーヒーも同じだなとつくづく思います。

新しく仕入れた豆は、生産地や栽培方法などのデータから、「こんな味かな?」と想像しつつ焙煎します。
釜の中でどんな風に色づくのか、はじける音はどんな感じか注意深く観察します。

このあたりは、初対面の人と初めて会話する時の緊張と似ています。

さて、焙煎したての豆を試飲します。

焼きたての豆、さぞや美味しいのだろうと思われる方もいらっしゃるでしょう。

でも、これがあにはからんや、そうでもないのです。

最初のひと口で「あ~美味しい!」と思うことはまれです、大方の豆はのっけから素性をさらすことはほとんどないのです。

日が経つごとに少しづつ魅力を見せてくれるようになります。

豆がそんな風に変化すれば、こちらも淹れ方を工夫してその魅力をもっと引き出そうとします。

人間関係だって相手にばかり望まずに自分も努力する、同じです。

第一印象だけで相手の事を決めつけてばかりだと、すごくもったいない気がします。

コーヒーも、最初の一杯からだんだんと変化する味わいを楽しんでいただけたらと思います。

2013年9月26日木曜日

僕の音楽趣味

下記事にあるように、店内の壁面には僕の持ってるレコードを飾っています。

自家焙煎屋のオヤジがレコード好きって、なんかありがちな話です。

これで、ずらっとジャズ系レコが並んだりすると、もうあるあるコールの連呼でございます。

僕の場合ジャズは好きなんだけど、とてもファンとかマニアの称号には遠く及びません、波打ち際でちゃぷちゃぷやってる程度です。

ちなみにオーディオもたいして語る言葉を持ち合わせていません。友達に作ってもらった大きなスピーカーとオーディオラックのせいで、なんとか体面だけは保っていますが。(^_^;)

なので、ジャズファンのお客様やオーディオマニアのお客様に同好の士だと勘違いされて話しかけられると少々辛かったりします。

では、僕の音楽趣味はというと、60年代~70年代の洋楽ポップミュージックということになります。

当時ラジオから流れていた音楽、と言い換えてもいいでしょう。

おかげで、ロック、ポップス、R&B、ブルーズ、カントリー、ソウル、フォークなどなど、割と幅広な音楽趣味を獲得しました。

40年前、中学生だった僕は、ラジオから流れてくるいろんな音楽をジャンル分けも能書きも知らずただただ聴きまくっていました。

今思えば僕の音楽趣味の土台はラジオで作られたんだと、つくづく思います。

2013年9月25日水曜日

壁レコ模様替え中

ささやかなレコードコレクションですが無精して整理していないので、聴きたい時に聴きたいレコが出てこない事多々であります。

自分の不始末に腹を立てつつレコード棚を捜索、ようやく発見した時には聴く気も失せた、なんてよくある話です。

手のひらサイズの携帯プレーヤに数千曲の音楽を詰め込める時代に、ヒーヒー言いながら12〜3曲入り180gのビニール盤と格闘してる様は自分でもどうかと思います。

でも、探し物の途中で不意に出会ったレコジャケにしみじみ見入ったり、ターンテーブルに乗っけてみたりなどという楽しみは、デジタルプレーヤーの検索機能では味わえないではないかと自己正当化して慰めております。

秋なので、アート心のあるヤツを選ぼうかなと

2013年9月24日火曜日

本日定休日です

9月のお休み

 2日(月曜日)

 9日(月曜日)

17日(火曜日)

24日(火曜日)

30日(月曜日)

17日と24日は祝日の関係で火曜日がお休みになります、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

2013年9月23日月曜日

モカマタリ補足

わが国で超有名なモカマタリですが、意外に素性ははっきりしません。

だいたい名前からして曖昧なのです。

以前も書きましたがモカは豆の積出港の名前、でも今は使われていません。マタリの名はイエメン産の豆ほとんどに付けられています。

なので、モカマタリという名前だけではイエメン産の豆であるという以外、出自は一切わからないのです。

ちなみにマタリという名前の由来も、確実なところは分かっていません。
イエメン有数のコーヒー産地であるバニー・マタル地方のマタルが訛ってマタリになったのでは、と言われています。

さすがコーヒー発祥の国、悠久の時の流れの中では産地がどうとか生産方法がどうしたこうしたなど、些末な問題だと思っているのかもしれません。

ところが、いろんな国で質の良い豆を生産するようになった今では、そんな老舗の余裕も中々通用しづらい世の中になってまいりました。

なので、今回ご紹介中の「イエメン マタリ A+ AL-EZZI」といったきちんとした履歴の分かる豆が生まれてくるのです。

焙煎して5日目のマタリ、いよいよ美味しくなってます。

2013年9月22日日曜日

暑さ寒さも彼岸まで

日中の暑さはまだまだですが、朝夕はずいぶん過ごしやすくなりました。

アイスコーヒー豆のお客様が少なくなったことで、季節の変化を実感します。

ここ数日、焙煎の回数も増えてきました。

いよいよあったかコーヒーの本格的なシーズンインです。

年中飲んでるコーヒーですが、夏から秋に変わるこの時期は特に美味しく感じるのは僕だけでしょうか?。

季節が変わると同じコーヒーがちょっぴり違う表情を見せます。

こんな気分を味わえるのも、四季のある国に生まれた恩恵ですね。

2013年9月21日土曜日

幻想も一緒にお飲みください、さらに美味しくなります

下記事で、モカ・マタリなら皆さんご存知的な言い回しをしました。

コーヒー好きなら、モカという言葉を知らない人はいないでしょうし、モカマタリも当然ご承知のはず。

どうしてこんなに有名なんでしよう?

答えは50年前の西田佐知子さんのヒット曲「コーヒールンバ」にあります。

コンガ マラカス
楽しいルンバのリズム
南の国の情熱のアロマ
それは素敵な飲みもの
コーヒー モカマタリ
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒー・ルンバ
 
 
「昔アラブの偉い お坊さんが~」というイントロで始まるこの曲は、コーヒーという飲み物の異国情緒感をみごとに表しています。
 
歌詞の中でモカマタリは、情熱のアロマを持つ素敵な飲み物として紹介されています。
 
8月30日の記事でご紹介した 「丸山圭子/どうぞこのまま」のコーヒーはホンの小道具扱いだけど、こちらは曲丸ごとコーヒーのPRソングといった様相です。
 
われわれ日本人にモカコーヒーをブルマンと並ぶスペシャルな存在として認知させたこの曲の功績は、ほかのどんなキャンペーンより大きいのです。
 
むろんモカ・マタリが、その知名度にふさわしい実力を携えていることは言うまでもありません。
 
 


2013年9月20日金曜日

イエメン マタリ A+ AL-EZZI 本日より販売いたします。

新入荷のイエメンマタリ、実のところ18日に焙煎してました。

昨日までは、4~5日試飲を繰り返してから販売しようと思っていたのです。でも、今朝飲んだら商社プレゼンどおりの味覚に仕上がっていたので予定の前倒しです。

イエメンマタリにピンとこない方も、モカマタリと言えば納得いただけると思います。

名前のご説明を少ししておきます。

A+はイエメンコーヒーのグレード(格付け)を表します、Aにプラスですから最上級のグレードです。

AL-EZZI (アルーエツィ?)の意味は、業者に聞いても正確なところが判りませんでした。ネットで調べたらオフィシャルサイトにたどり着いたんですが当然英語サイト、悲しいほど英語力貧困な僕には敷居の高いのなんのって。

それでも、翻訳ソフトの力を借りてなんとか解読してみました。

AL-EZZI はどうも、輸出商社の名称みたいです。サイトの内容によると、豆の品質向上に対する情熱はもとより、環境保全にも並々ならぬ努力を払っているみたいです。

当分、試飲コーナーはコレでいきます、ご来店の際はぜひお試しください。

2013年9月19日木曜日

新着豆のご案内〜イエメン マタリ A+ AL-EZZI

新人豆のご紹介です。

イエメン マタリ A+ AL-EZZI


イエメンコーヒーの主要産地で、昔ながらの伝統的な手法で生産されています。
シッパーがチェリーを買い付け後、改めて乾燥し、品質保持のため12%以下まで水分を落とした状態のチェリーで保管します。
輸出オーダーが入れば脱穀、機械選別、手選別を行います。
土壌の肥沃さを感じさせる甘みを持つソフトなカップで、冷えてくると一層甘みが増し、ポッテリとした後口になります。



原産国   イエメン共和国
生産地域 イエメン首都サナア近郊の中央山脈の各産地
      (ハイミ、ハラズ、バニマタル、アニシ等)
クロップ 2011-2012
品種   古くからの地場品種(ドゥワイリ、トゥファヒ、ブライ等)
精製方法 手摘み、各農家の住居の屋上等で、ポリシート上で天日乾燥

以上、輸入商社の資料より

僕自身初めて聞く名前なので、実力のほどはこれからです。業者の評判がいいので仕入れてみました。

外形は、まるっとした可愛らしい粒がきれいに揃っています。モカ系は小粒な豆が多いのですが、特にこの豆は小粒です。

でも山椒は小粒でなんとやら、小さな体に豊かなコーヒーのエッセッンスを秘めてそうな予感がします。

近日デビューしますのでよろしくお願い致します。

2013年9月18日水曜日

日本のコーヒーは世界一

9月15日の記事で、メープルシロップ&ベーコン風味を好むアメリカ人のことを書きました。

こんなエピソードを書かずとも、アメリカ人にコーヒーグルメなイメージを持つ人はあまりいないと思います。(失礼ですが)

では、フランス人はどうでしょう?

ワインを愛するグルメ大国なんだから、コーヒーもさぞやこだわりがあるだろうと思いませんか?。少なくとも僕はそう思ってました。

なので、フランスではロブスタ種の消費が大変多い、という業界紙の記事を読んだときは少しびっくりしました。

ロブスタ豆のことは、7月13日の記事でも少し触れました。

コーヒー豆は品種として、アラビカ種とロブスタ種に分かれます
味、香りとも一級品なのがアラビカでB級品はロブスタ、簡単に言うとそうなります。

ちなみにわが国でロブスタ豆は、缶コーヒーやインスタントの原料として知られています。

業界紙のレポートでは、カプセル型エスプレッソマシーンが家庭内に普及したことによって、フランス人はアラビカの魅力に目覚めたと書いてあります。
で、よりおいしい豆を求めて高品質アラビカ豆を扱う自家焙煎店の人気が急上昇なのだそうです。

高品質アラビカ豆を扱う自家焙煎店なんて、ずいぶん前から当たり前な日本に比べ、フランスコーヒー事情のなんと遅れていることよ、と思います。

フランスでロブスタ豆が定着した理由は、ベトナムなど旧植民地がその産地だったことに関係しているそうです。

またそこですか、なのです。

コーヒーという飲み物が、19世紀の帝国主義や植民地主義にどれだけ翻弄されてきたか。僕は最近ようやくそのことを理解し始めました。

帝国主義、植民地主義行きバスの最後の乗客になった日本は、コーヒー豆に政治的経済的な策謀を施す余裕がありませんでした。

それが結果的に、純粋に味にこだわるコーヒー文化を育んだのかもしれません。

2013年9月17日火曜日

本日定休日です


9月のお休み

 2日(月曜日)

 9日(月曜日)

17日(火曜日)

24日(火曜日)

30日(月曜日)

17日と24日は祝日の関係で火曜日がお休みになります、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

2013年9月16日月曜日

ソリュブルコーヒーを飲んでみた

以前書いた(8月29日記事)ソリュブルコーヒー、飲んでみました。

インスタントコーヒーからソリュブルコーヒーへの名称変更は、単に販売戦略上の決断だけでなく、行政上の呼び名としてインスタントコーヒーが使えなくなったという事情もあるそうです。

抽出液を粉末にしたのがインスタントコーヒー、豆そのものがレギュラーコーヒー。「ソリュブルコーヒー」はそのどちらにも属せないということだそうです。

ごく微量だけど本物の豆が入ってるので、そういう判断になったようです。

正式名称は「レギュラーソリュブルコーヒー」またの名を「挽き豆包みコーヒー」。

従来のインスタントコーヒーに不足していた香りとコクを、仕込んだ挽き豆にカバーしてもらおうというのが開発コンセプト。

能書きはここまで、とにかく飲んでみます。

まず、メーカー推奨の分量で試してみました。

クセのないあっさりした感じというのが第一印象です。すっきりしすぎて香りコク共にあまり感じることができませんでした。
もっと濃く作らないと、他のインスタントコーヒーとの違いは出てこないかな。

飲み終わった後カップの底に残る微粉を、メーカーはクレッセント(三日月)と呼んでロマンチックモードに誘導しようとしていますが、好みは分かれそうな気がします。

一杯=約17円、今回買ったゴールドブレンドのコストです。

この価格はもはや低価格レギュラーコーヒーの範疇ですよ、安いから買うという理由はゴールドブレンドには当てはまらないようです。


2013年9月15日日曜日

さすがのアメリカ人

職業柄、ヤフーのニュース欄にコーヒーの文字を見つけると、こまめなチェックはかかせません。

今日もちょっと面白い記事を見つけました。

 ミントチョコ、ラズベリー、ベーコンまで!! 米国の“グルメ”なコーヒー事情

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20130830/1051776/?ST=yahoo_headlines


 フレーバーコーヒーというジャンルをご存じで、バニラやナッツ風味のコーヒーに理解のある方も多いと思います。

そのフレーバーコーヒーの本場アメリカで、我々日本人の感覚からするとアンビリーバボーなおきて破り的風味コーヒーが売れているというレポートです。

とにかく極めつけアイテムとして、メープルシロップ&ベーコン風味なんていう代物が存在するそうです。

どんな味なのか想像することすら難しい取り合わせです、というかあまり想像したくないです。

正当でまっとうなコーヒーを提供するブルー・ボトル・コーヒーさん(9月10日記事参照)も、ベーコン風味のコーヒーを愛するお客さんが相手だとさぞかし大変だろうと同情いたします。

2013年9月14日土曜日

ご来店ありがとうございます

3連休の初日、接客と焙煎であっという間に夕方になってしまいました。

ゆっくりブログする間もございませんでした。

こんな短い拙文でも、才が無いので小一時間くらい楽にかかってしまうのです。

営業が忙しくてブログを書くヒマがないということは、それはそれでありがたき幸せなのです。

2013年9月13日金曜日

週末ストレート情報

日中の暑さは変わりないけど、朝晩はさすがに過ごしやすくなりました。

そんな陽気のせいか、豆の売れ行きもじわり上昇中でございます。

なので、ストレートもラインナップが充実してきました。

コロンビア・エスメラルダ

ブラジル・トミオフクダ

ペルー・チャンチャマイヨ

トラジャ

バリ・アラビカ神山

マンデリン・プロアドミール

エルサルバドル・サンタソフィア農園

以上が現時点でのラインナップです。

※ モカ系は生豆品切れとなっております、15日か16日に登場予定です。

※ 16日(敬老の日)は営業いたします、翌17日(火曜)がお休みです。

2013年9月12日木曜日

焙煎屋の僕にできること

9月10日の記事の中で、上質な生豆を丁寧に焙煎して云々と書きました。

では、上質な生豆はどうやって生まれるのでしょう?

豊かな自然、恵まれた気候、高い技術力、設備に対する充分な投資、とまぁいろいろな条件が必要になってくるのは言うまでもありません。

僕がいろいろ調べたり人に聞いたりしていつも痛切に思うのは、生産者の情熱というファクターが一番重要であるということです。

これはコーヒー豆にかかわらず、すべての農に通じることなんでしょう。

コーヒー豆の栽培は、とても手間のかかる仕事です。質の良い豆を作ろうとすれば、余計に労力もかかります。

僕ら消費者のおいしいコーヒーに対するどん欲さは、それだけ作り手に厳しい労働を強いるということと同義となるのです。

これもコーヒー業界にかかわらず、どこのでもある消費者と生産者の関係性のひとつなのでしょう。

僕は焙煎屋として、生産者の苦労を噛みしめる必要があると思っています。質の良い豆の裏側には、たくさんの汗があることをゆめゆめ忘れないようにと思っています。

2013年9月11日水曜日

当店の豆達は、いずれアヤメかカキツバタなのです

「オススメって何ですか?」

この質問の答え方に、僕はいくつかのバリェーションを持ってます。

初めてご来店されたお客様でしたら、好きな味の傾向や手持ちの道具をお聞きした上でお答えするというパターンです。
常連さんでその都度違う銘柄を買われる方でしたら前回買った豆がポイント、同じ傾向にするか否かでオススメは変わります。
あと、今回のサンタソフィアやマンデリンのように、あまり店頭に並ばないという理由でおすすめする場合もございます。いわゆるレアもの感覚です。

「今、飲み頃ですよ」なんていうのもあります。豆によってピークタイムに違いがあることは、以前もお話した通りです。

お客様の事情によって、僕がオススメするコーヒーは変わります。

なんだかとても当たり前のことを書いていますが、このニュアンスって意外に伝わりづらいものです。

美味しい豆ランキングみたいなものがある、と思われているお客様も多いのです。

2013年9月10日火曜日

ちょっと勇気づけられるニュース

ヤフーのトピックスに、こんなニュースがありました。

脱スタバ? 勃興する“第3のコーヒー”
アメリカン、スタバを経て、日本の喫茶店に回帰?
http://toyokeizai.net/articles/-/19179

内容をかいつまんで言うと、上質な生豆を丁寧に焙煎し一杯ずつ心を込めてドリップしたコーヒーを提供するお店がブームになっている、というお話です。

記事の一部に疑問な点もありますが、ミニマムスロービジネスというコンセプトが評価されているというのは、同じスタイルの僕にとってとてもうれしい話です。

スタバもかつては同じ志でスタートしたのですが、世界的な巨大チェーン店になってしまった今、スタート時の美点のいくつかは失われてしまったと言われてもしょうがないところです。

当記事で紹介されている、ブルー・ボトル・コーヒーというコーヒー屋さんは現在店舗数が10あまりほど、これからファンドの増資を受けさらに拡大路線を取るみたいです。

大きくなっても心を込めたサービスを続けることができるのか?、それとも画一マニュアル路線になってしまうのか、とても興味津々です。





2013年9月9日月曜日

本日定休日です

9月のお休み

 2日(月曜日)

 9日(月曜日)

17日(火曜日)

24日(火曜日)

30日(月曜日)

17日と24日は祝日の関係で火曜日がお休みになります、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

2013年9月8日日曜日

久しぶりの登場!エルサルバドル・サンタソフィア農園&マンデリン・プロアドミール

カップ・オブ・エクセレンスの称号に輝くサンタソフィア農園、プロが認める(プロアドミール)マンデリンコーヒー、この二つがお久しぶりの豆です。

どちらもエリート中のエリート豆です。

そんな優秀豆がどうして常時スタメン出場出来ないのでしょう?

やはり、ネームバリューがイマイチなのが原因ですね。

なので、どしどし宣伝してファン層を広げていきたいと思います。

とりあえず、今週の試飲コーナーはこの二つでいきます。

のど越しすっきりのサンタソフィア農園、個性あふれるマンデリンをよろしくお願いいたします。

2013年9月7日土曜日

週末ストレート情報

まだまだ日差しはキビシイ感じですが、ホットコーヒーの季節がやって来ました。

このあいだまでアイスコーヒー豆ご所望のお客様も、ホットコーヒーに鞍替えが目立つ今日この頃です。

今日は朝からフル回転で焙煎機回しています。

中煎りブレンドも足りないし、ストレートも品薄です。

ストレートは何を焙煎するか思案中です。

最近出番がなかった豆を優先しようか、と思っています。

2013年9月6日金曜日

コーヒー二番絞り!?

珈琲は巷で語られているより、実はものすごく自由度が高いのです。

90度前後のお湯を使え、豆は挽き立てにしろ、ドリップはあしてこうして慎重に・・・などなどプロからアマチュアの愛好家まで、マニアはやたら注意事項を並べるのがお好きです。

でも、このアプローチ、あまたあるコーヒーの楽しみ方の一つにすぎないということをお忘れなく。

理屈はさっぱりだけど、コーヒーは大好き!っていう人のほうが大多数なのです。

当店も大半はそのようなお客様に支えられているのでございます。

マニアライクなお客様と理屈抜きにコーヒー好きなお客様、どちらも接客して楽しいものです。

このあいだ、理屈抜き系のお客様が面白い話をしてくれました。

その方は一度ドリップしたコーヒーを捨てずに、もう一度使うのだそうです。

「ココの豆は2度目も美味しいよ」とニコニコおっしゃいました。

聞いた時、即座に僕は、映画「動く標的」のポールニューマンを連想しました。

冒頭、起き抜けのポールニューマンがコーヒーを淹れようとするけどストッカーは空、しょうがないのでフィルターごと捨ててあった豆でもう一度コーヒーを淹れる、というシーンがあります。

当店の豆じゃないのでニューマンさん、一口飲んで不味そうに顔を歪めます。

コーヒー豆の二番絞り、マニアは決してそのようなことはやらないでしょう。

いくらコーヒーの自由度が高いといっても、さすがにこれはちょっとなのかもしれません。

でも、とにかくコーヒーがものすごく好きっていう気合を感じるいい話だなと思いました。

2013年9月5日木曜日

「教室」という言葉がどうもしっくりきません

昨日、珈琲教室の日でした。

「珈琲教室」・・・、自分で付けといてなんですが、ほかに呼び名はないものかといつも思います。

とくに、「教室」という響きになんだかな~と思います。

どうも堅苦しいというか、小難しい理屈を一方的に詰め込まれるといったイメージを思い浮かべてしまいます。

それは僕の本意ではありません。

実際、ある程度のフォーマットは決まっていますが、オプションでどうにでも内容は変えたい、というのが僕の考えです。

たとえば、まるごと参加者の方とのQ&Aコーナーなんてのもアリだと思っています。

とにかく、いろいろ試行錯誤して参加者の方により満足いただく催しにしたいと思います。


2013年9月4日水曜日

台風

温帯低気圧に変わった台風17号、昨夜までは久しぶりに台風情報を熱心にチェックしていました。

宮崎の空に青空も戻りましたが、相変わらず豪雨に注意が必要だそうです。

なんだか今月は九州にやってくる台風が多くなりそうな感じですね。

2013年9月3日火曜日

宮崎駿監督引退

以前も引退とおっしゃってコロッと新作発表だったりしましたが、今回はマジみたいですね。

新作「風立ちぬ」で相も変わらず圧倒的な存在感を示された後だけに、受け入れ難い気持ちが正直なところです。

わざわざ引退宣言などせずともよかったのかもしれません、でも監督ほどの立場になるとそれも必要だったんでしょう。

さて、引退された監督はこれからどう生きられるのでしょう?。

それも興味津々です。

もちろん、あっさり撤回して新作発表!、って話でも誰も怒らないのです。

2013年9月2日月曜日

本日定休日です

9月のお休み

 2日(月曜日)

 9日(月曜日)

17日(火曜日)

24日(火曜日)

30日(月曜日)

17日と24日は祝日の関係で火曜日がお休みになります、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

2013年9月1日日曜日

さあ9月!、なんだけど

月の初めが日曜だと、いまいちテンションが上がりません。

今日が8月32日のような気がしています。

僕の場合、日曜も仕事だから格別関係なさそうなんだけど、それが微妙にあるのです。

日曜祝祭日は会社関係への配達のお仕事が入りません、100%店内業務です。

平日は開店前に外販業務からスタートするケースが多いです、まずここで気分が違います。

ご来店のお客様も平日と日曜では筋が変わってきます。

平日のお客様と日曜のお客様では、わりと明確に棲み分けがあるのです。

お休みモードのお客様と接していると、こちらもその気分をいただいちゃう感じになります。

明日は月曜で正真正銘のお休み。

なので店主の9月は、3日からスタートします。