2014年3月9日日曜日

自家製オールドビーンズを焙煎してみる

長年、ガラス瓶に入れてディスプレーしていた生豆を焙煎してみました。

もう何年そこに置いてあるかさえ忘れてしまった豆です。ブランドはコロンビア・ラ・ビルヒニア・スプレモ、いわゆる農園ものです。

この豆を今回オールドビーンズに見立てて焙煎してみました。

正式なオールドとは、ちゃんと温度や湿度管理のなされた場所で熟成されることが条件なので、あくまで今回はなんちゃってオールドビーンズなのです。

入荷当時ニュークロップ特有の青味がかってパリッとした初々しい豆が、時の流れで渋い黄褐色に変化しています。

その姿だけで、何か新しい味との出会いを感じさせてくれます。

さて、焙煎の感触としては、弾ける音もタイミングもいつものコロンビア豆とそう違いは感じませんでした。普段より少し乾いた音がしたような気がしましたが、これも気のせいと思える範囲です。

煎り立てを飲んでみると、ニュークロップに比べて香りものど越しもまろやかに感じたのですが、その感想も微妙ですね。

逆に、もう何年も放置してあった豆なので、あからさまに劣化を感じることも予想していたので、こうも普段と変わらない仕上がりになるとは意外でした。

これを読んでどんな味か試してみたいと思った方はどうぞお声かけください、喜んでドリップいたします。

もちろんサービス、お代はいりませんです。

現物はもっと黄味っぽいです