最果ての海辺にある珈琲屋の女主人と、隣の民宿に住むシングルマザーの物語です。
雑誌の小さなコラムでこの映画の存在を知りました。
もちろん、珈琲屋が舞台だという所に引っ掛かったワケです。喫茶店とかコーヒーが印象深い映画ならこれまでも沢山ありましたが、自家焙煎の豆屋が舞台となると僕はこの映画以外に思いつきません。
実際に焙煎人の方が演技指導や考証チェックをされたらしく、焙煎シーンの動きも的確だし、お店の佇まいも好ましく思えました。
リゾートでもなんでも無い寂れた海岸べたで珈琲屋が成り立つのか?、という疑問にはお得意さんに宅配便で豆を送るシーンで答えています。
直接は描かれていないけど、このお店はどうも海辺に引っ越す前は街中で商売していて、常連客がいっぱい居たみたいです。
僕の興味を引いたのは、遠くて不便な場所に引っ越しても常連さん達は彼女の店と珈琲豆を手放さなかったと言うところ。
実に羨ましいお店とお客さんの関係です、同業者として切実に思います。 (^∇^;)ハハ…
なんにしても自分の商売が映画の舞台として描かれるのって、理屈抜きにいい気分です。
実に羨ましいお店とお客さんの関係です、同業者として切実に思います。 (^∇^;)ハハ…
なんにしても自分の商売が映画の舞台として描かれるのって、理屈抜きにいい気分です。