「告白」という、2010年日本映画を観ました。
ある日、たまたまTVをつけたらこの映画に出くわしました。内容はおろか、題名すら知らない映画です、しかも終わり間際をチラッと観ただけでしたが妙に印象に残りました。
で、次回放映をエアチェックしてちゃんと最初から観直しました。
いやもう、松たか子の独壇場ともいえるオープニングシーンからエンディングまでグイグイ引き込まれつつ、あっという間の106分。
観終わっても、なまりを飲んだみたいな気分が残る実にしんどい映画なんだけど、もう一度観たくなる不思議な魅力があります。
物語のベースは、中学生のいじめ、犯罪、少年法などヘビーなフィールドです。
僕なんか、ちょっとカンベン的に腰が引けちゃう道具立てだから、内容を事前に知っていたらたぶん観なかったと思います。たまたまの出会いが吉でした。
この映画を終始支配しているのが、松たか子の素晴らしい演技と存在感なのは言うまでもありませんが、監督、脚本、どれをとっても一級品です。
松たか子、すごい女優さんになりましたね、今公開中の「夢売るふたり」も観に行こうかな。