最近のニュースで驚いたのが、C・イーストウッドの共和党大会での演説の記事。
ご存じない方は、下記をお読みください。
http://celebrity.aol.jp/2012/09/01/clint-eastwood-speech/
彼が共和党支持というのも驚きだったし、演説の内容がその奇抜な演出と合わせてグダグダで、共和党支持者からも不評だったというのだからもう何がどーなってんの、って気分。
御歳82歳、イーストウッドも老害なのかとも思うけど、彼の監督としてのつい最近までのキャリアは輝かしいものだけに、一概に年のせいとも言いがたい。いろいろ謎です。
少しネットでこのニュースを掘ってみると、「イーストウッドはリバタリアンである」という記述に出くわしました。
「リバタリアン」、いわゆる小さな政府を理想とする考えの人たちをさす言葉だそうです。
中でもイーストウッドは、国は個人の価値観や行動に介入するべきではなく個人の側から自主的に秩序を作るべきだという思想があるんだとか。
それに加えて、国の権力行使には個人以上に高い倫理性を求めるということです。
ここまでくると、彼が生み出す作品との整合性が少し見えてきた気がします。
イーストウッドのグダグダ演説そのものが確信犯的演技だったらなお面白いのに、なんて軽く妄想しちゃいました。