2012年10月4日木曜日

ディランといえば「学生街の喫茶店」

「アメリカお宝鑑定団ポーンスターズ」という番組をご存知ですか?

ケーブルのヒストリーチャンネルでやってる、米国版「開運!なんでも鑑定団」といったところです。邦題もまぎらわしく似ています。

ラスベガスにある質屋が舞台です。

なんとその番組にリアルボブディランが出演したのです。僕はたまたま観ていて、出会い頭にディランと遭遇したものだから一瞬ポカンとしてしまいました。

通りで差し出された自分のレコードにサインするというだけのシーンだったので、ホンの2~3分の出番だったでしょうか。ひょっとしてそっくりさんかも?と思い、ネットで調べたらやはり当人でした。

全体のストーリーは、質屋の店員が買い上げたディランのレコードに本人直筆サインを付けて、高値で売り大もうけって寸法だったんだけど、「〇〇さんへ」という余計な一言をそえてもらった為に一文の価値もなくなるという落ち。

ま、そりゃそうです、見知らぬ他人の名前がついたレコードを欲しがる人はまず居ません。

ディランもポップスターとして生きるレジェンドのくせに、こんなシナリオの番組に出てしまう敷居の低さはとても素敵です。

ボブ・ディラン、デビュー50周年御年71歳。今もなお年間100ヶ所以上の“NEVER ENDING TOUR"継続中。そうして通算35枚目のアルバムが先月発売されました。

そのアルバム「テンペスト」がさっきアマゾンから届き、聴きながらこの記事を書いています。