九州南部は、夕方あたりまでが雨のピークみたいです。
「止まない雨はない」という言い回しは、ポピュラーな比喩表現としてよく使われますが、降ってる間はうっかり止まない雨がありそうな気がしてきます。
こんな日には、映画「浮雲」を思い出します。
主人公の男と女が、流れ流れてたどり着いた屋久島。疲れ果てた二人の残り少ない気力すら奪い取っていくように、雨は降り続きます。まるですべての希望を遮断するように。
この映画のラストシーン、気が滅入る雨のシーンランキングがあったら、間違いなく第一位です。
その雨に比べれば、たいがいの雨は陽気で親切じゃないか、ってことで気持ちを立て直すのです。
(*´∀`*)
雨が続いても、元気に泳いでいます |