2013年10月30日水曜日

ワインとコーヒーのちょっぴり意外な関係

今、ワインの本を読んでいます。

ブックオフの105円コーナーで見かけたからという理由以外、さしたる動機はございません。

ワイン好きなんだけどあまりにも知識がないから、少しは何か知っとこうという気分がちょっとあるくらいです。

それになんとなくだけど、コーヒーとワインっていろいろ共通する部分があるような気もしているのです。非アルコール飲料とアルコール飲料だから、まったくの畑違いではあるのですが。

コーヒーの語源となったとされるアラビア語の「カフワ(Qahwa)」はコーヒー出現以前から存在していたそうです。

各種文献によると、軽い白ワインもカフワと呼ばれていてそれ以外にもカフタという木の葉から作るカートという飲み物もカフワと呼ばれていたそうです。

なのでカフワという言葉を見つけても、それがコーヒーなのかワインなのかはっきりしない時代があったということです。

その後、カートという飲み物はコーヒーと競い合って敗れ姿を消します。こうしてワインはワイン、カフワと言えばコーヒーというふうになったということです。

昔々に同じカフワという言葉でコーヒーとワインが呼ばれていたなんて、なかなか意味深じゃないかと思うのです。