2013年10月8日火曜日

定年後に喫茶店経営って、そんなに甘くはないのです

またテレビネタです。

やはり、この時期はコーヒー関連の話題多いですね。

番組では、定年後に奥様と二人で喫茶店を始められたご夫婦が紹介されていました。

のどかな田園風景を一望にできる高台に、その店はありました。

モーニングセット400円也の店内は、シアトル系コーヒーチェーンの影響なぞ微塵にも受けず、洒落たカフェの装いを主張することもなく、30年ほど前によく見かけた日本の喫茶店そのものでした。

店主の趣味が暴走気味に店内をコラージュすることもなく、あくまでコーヒーが主役の清潔な空間。お客様をもてなそうとする意識もちゃんと伝わります。

その風景に、僕はなんだかホッとしていました。

ガツガツした戦略やトレンドの無いお店、そこにはただご夫婦の夢空間が広がっているだけ、という感じにとても癒されるのです。

もちろん僕は、喫茶店経営というものがふわふわした夢だけで成り立たないことは百も承知です。番組のご夫婦も画面に現れないご苦労がいろいろあるんだろうと思います。

お店は開店して三年ほど。

ご夫婦がお元気で末永くお店を守られることを願います。