2013年7月5日金曜日

ちょっと小耳にはさんでおいてください part2

雲は多いけど、青空チラリの宮崎です。

さて、水洗式と非水洗式の違いについてもう少し。

水洗式の特徴
1、設備投資がかかる。
2、豊富な水資源を必要とする。
3、混ざり物の少ないきれいな豆に仕上がる。

非水洗式の特徴
1、単純な設備。
2、品質は、天候に左右されやすい。
3、欠点豆や異物の混入率が高いので、精製後の選別が重要。

ざっとこんな感じです。

それでは、焙煎後の印象はどうでしょう。

スッキリまとまりよく調和が取れているのが水洗式、個性的な風味を感じやすいのが非水洗式。

はなはだ大ざっぱでございますが、これが僕のイメージです。

水洗式は豆が整っているので、焙煎中のコントロールも比較的容易です。対して非水洗式は、毎回自分のイメージ通りに焙煎できるとは限らない、というちょっとスリリングな気持ちにさせられます。

優等生的水洗式に、個性派の非水洗式。どちらも甲乙つけがたく、といったところです。

もちろんコーヒーの味はこれだけで決まりません、でも判断材料のひとつとしてとても重要だと僕は思います。

久しぶりに青い空