ホントにそうであって欲しいものです。
台風の影響で活発になった梅雨前線が、日本各地に大雨を降らしているみたいです。今は、台風よりこっちのほうが心配です。
さて、銘柄当てのブラインドテストは難しいって書きましたが、もう少し本音を言うと「そもそもそんなテストに意味をあまり感じない」と思っています。
豆が焙煎後に変化するというお話もしましたが、焙煎のやり方によっても味の変化を加えることができます。
豆の味は焙煎時間の長短で劇的に変化します。同じ豆なのに、酸味を強調したり苦みを強調したりすることができるのです。
豆のポテンシャルのどの部分を引き出すかは、ひとえに焙煎の工程にかかっているのです。これは、焙煎人のさじ加減で決まります。
なので、二軒の豆屋で同じ銘柄の豆を買って飲んだとしても、同じ味のように感じることのほうがまれなのです。その違いが焙煎人の個性ということになります。
焙煎方法の違い、鮮度の違い、抽出方法の違い、これらによって同じ豆とは思えないくらい味の変化は起こるのです。
やはり、銘柄当ては楽しい座興くらいに思うのが妥当だと、僕は思います。
これから雨風が強くなりそうです |