2013年6月9日日曜日

コーヒーと音楽

本日は、すっかり雨模様。
週の後半には台風の影もチラついております。

今年の梅雨はこれまでのところ「ウンザリするほど降る」わけでもなく、「カラ梅雨で心配」という気分もあまりなく、頃合いよく雨の降る宮崎の空なのであります。

さてそんな雨のせいで心が少しクールダウンしたせいか、ゆっくりレコードを掛けてみたい気分になりました。

お店のBGMはレコード、CD、ネットラジオの中から選んでいます。以前は自前のレコードやCDを掛けることがほとんどでしたが、最近ではもっぱらネットラジオを流しています。

理由はカンタン、ネットラジオがとても楽チンだからです。

ITunesのラジオチャンネルでジャズ、ポップス、クラシックなど聴きたいジャンルを選択し、プルダウンに表れるラジオ局をクリックするだけで営業時間中のBGMはノープロブレムという案配。パソコンにアンプをつないでいるので、音質もそう悪くありません。

ネット上にはこうしたラジオ局が無数にあり、各々が個性的な選曲で音楽を流しているので個人所有の音源とは比較にならないくらいたくさんの音楽をとても手軽に楽しめます。

こうしたネットラジオの盛り上がりに反して、国内における従来のラジオ局は斜陽の一途みたいです。

聴取率の低下からデジタル化への移行もままならない、というニュースを先日読みました。

これはちょっと寂しい話です。

僕が中高生の頃はラジオがとても重要な情報源だったし、どんな番組を聴いているかで人となりが理解出来るくらい密な関係があったものです。

音楽、映画、小説、そして少々大げさだけど生き方までラジオに教えてもらったような部分が確かにありました。

そんなラジオ文化の衰退。これも時代の流れ、しょうがないんでしょうけど。